ジャンプSQ.
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ジャンプSQ.コミックグランプリ結果発表!!

漫画部門 │ 佳作 │ 最終候補作 │   │ ネーム部門 │


八木先生のアドバイス

絵は今の時代に合っていて見栄えが良いです。これから、この絵がどう伸びて、どう変わっていくのかに期待したいです。物語の内容に関しては、全て予想できる展開だったので、読者を驚かす工夫を考えて欲しかったです。

編集部のコメント

19歳にしては絵が上手いが、画面がよりすぎたり、キャラの目の表情付けが単調過ぎる。物語の構成力も弱いのだが、クライマックスでキャラを印象付ける演出は上手い。各キャラの行動原理を整理することに気をつけて次回作に挑戦して欲しい。

あらすじ

戦争や玩具が目的として作り出された凶暴な生物、「獣人」。彼らが多く住む、第参スラム街に迷い込んだ人間の少女・霙。街の出口まで案内してくれるという、何故か親切な獣人・ドリィは、お礼におっぱいを触らせてもらおうとするのだが…!?


『HOLD UP!』  武田吉弘(25歳・東京)

八木先生のアドバイス

内容も絵も今回の作品の中では飛びぬけていた印象。このままプロの作品の中に入れても見劣りしないと感じました。特に言うこともないですが、あえて言えば、完成され過ぎていて、今後成長する部分があるか少し疑問。更なる成長に期待。

編集部のコメント

敵キャラの極端な弱さが気になる。主人公の背景、世界観の練りこみがたりないので、キャラがどのような感情を持って行動しているのかが分かりにくい。絵はレベルが高いのだが、構図の見難さが惜しい。

あらすじ

大昔の戦争で、世界が荒野になり、無法者が後を絶たない世界。凄腕賞金稼ぎ・ガガは、有名な連続強盗犯・ロイヤルに狙われる、地獄の金貸し「ヘルローン」の用心棒を依頼されるのだが…!?


『ランニングハイ』  杉山直生(21歳・大阪)

八木先生のアドバイス

ベースが主役の作品はあまり無いので、興味を引かれましたが、話の内容は主人公がボーカルでもギターでもよい話だった点が、惜しかったです。ベースならではの話の作り方を目指して欲しかったです。絵や構図は○。

編集部のコメント

単純な物語構成。主人公の音楽が、出来上がっているので、成長のドラマが見えない。展開も予想の範囲内。キャラ、音楽周りのエピソード、逆転のアイディアなど「読者を驚かそう」という意識を持って欲しかった。

あらすじ

ライブで演奏することに憧れていた、バンド未経験の軽音部新入部員・直井弾実。ひょんなことから先輩バンドのライブのメンバーに選ばれ、演奏できることが決定したのだが、誰かの悪質なイタズラで指を怪我してしまい…!?


『超絶記憶力少女 リュウカ!』  大橋優治(16歳・兵庫)

八木先生のアドバイス

絵も内容も未熟だが、年齢を考えると、将来性を感じました。内容は無理があるような気がしますが、それでも言いたいこと、やりたいことを全面に打ち出していて個性が光っています。今は自分の道を突き進んで欲しいです。

編集部のコメント

「記憶力がない」という設定が説得力に乏しい。キャラの根幹に関わる設定は、自分なりに整理してから作品にしよう。絵、構図、コマ使いなど、マンガの基本的な力を向上するためにも、沢山描いて成長して欲しい。

あらすじ

姉に甘えっぱなしで、極端に記憶力が悪い、無気力な男・三島カイヘイ。ある日、教科書を全部記憶しているほどの、変な同級生・石川リュウカ目を付けられ、一緒に漫才をやろうと誘われるのだが…!?


『ハジメ君の友達』  川村拓(19歳・大阪)

八木先生のアドバイス

幽霊が生徒!?という無理な設定など、練りこみ不足が目立ちます。途中から絵も雑になっていますが、キャラはイキイキと動いているように感じました。もう少し、絵が丁寧なら印象が変わるので画力を鍛えて下さい。

編集部のコメント

キャラの絡ませ方は、テンポ良く描けていてセンスを感じるが、画力の雑さが目立つ。何故、雑な絵に見えてしまうのか、どのような線ならば雑に見えないのかなど、ネームだけではなく、絵も考えながら描いて成長して欲しい。

あらすじ

クラスで噂の通り魔、「赤いバット」。バットで人を殴殺しようとするが、次の日まで逃げ続けられれば、助かると言われている。この怪談を半信半疑で聞くユキだったが、幽霊が見える同級生・赤鳥ハジメに出会い…!?


『拳よりも!』  まえだ生人(26歳・福岡)

八木先生のアドバイス

植物を愛するという設定は奇抜ながら内容はありがち。不良の男が主人公に親しみを持つきっかけも弱く、今一つ物語に入り込めなかったです。物語でも絵でもこの人にしか出来ない、オリジナリティーを目指して下さい。

編集部のコメント

キャラを作ろうとする努力は感じる。ただ、自然好きのキャラだけでクライマックスまで引っ張るのでは印象が薄い。主人公の多様な感情を見せて、読者にキャラの魅力を伝える努力を。画力の更なる向上も必要。

あらすじ

不良にカツアゲされていた正太郎は、自然をこよなく愛する男・大樹に偶然助けられる。花屋でバイトをしていた正太郎を、緑好き同士だと共感し始めていたところ、突然不良たちに襲われてしまうのだが…!?


『地球はアホかった』  浜崎大輔(32歳・兵庫)

八木先生のアドバイス

絵柄、ギャグへの持っていき方が、どこかで見たことがあるような気がするのが残念だった。特に絵は自分なりの個性を出さないと埋もれてしまいがちです。ギャグセンスは感じるので、自分の色を出す工夫をして下さい。

編集部のコメント

下らないギャグを量産する才能は感じるのだが、ネタが全体的に平凡で個性を感じない。特に絵柄は、古い印象を否めない。絵に力があれば読み味も変わるかもしれない。各キャラの意外性には魅力を感じる。

あらすじ

直にエロイ優等生、ありえない場所で睡魔に襲われる忍者や漂流者、相撲取りのようなネイルアーティストなどなど。ちょっと不思議なキャラたちが、かなり不思議な勢いで行動する、不条理でシュールな4コマシリーズ。


『漫画彼氏(マンカレ)・文学彼女(ブンカノ)』  冬馬ゆうき(24歳・群馬)

総評

結論が出ていないネーム。自分なりのテンポと構成力を持っているのだが、このページ数では未消化になってしまっている。漫画家を目指すキャラに、文学的なキャラはどう絡むのか、各キャラの個性をしっかり意識しよう。

あらすじ

17歳で新人文学賞を受賞した、自称天才小説少女、照山のぶ代。次回作のネタ探しのため、漫画専門学校に入学して、オタクをこき下ろした小説を書こうとする。しかし、真摯に漫画執筆に取り組む男の子に出会い…!?