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『Dr.クランケ薬剤師』
下之薗 僚(30歳・東京) |
片倉先生のアドバイス
作品の随所に光る部分はあるものの、主人公の背景、設定、特殊能力、構成等がまとまっておらず、全体的な完成度が低く、勿体無い感じを受けてしまう。センスだけでなく、作品として、煮詰める努力をしてみよう。
編集部のコメント
他の人が思いつかないような、特殊なことに着眼しているのは認められるが、『ジョジョの奇妙な冒険』の影響を多分に感じ、まだ自分のものにしきれていない。絵柄にもクセがあり、好き嫌いが分かれるだろう。全体の底上げを。
あらすじ
続発する怪奇殺人事件。それは、首を他のものにすげかえるという「病魔(クランケ)」の犯行であった。事件解決のため白羽の矢が立ったのは、幼き二人の兄弟。彼らは「Dr.クランケ薬剤師」と呼ばれる病魔治療の専門家であった――。
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『─VENOM─』
アラカワシン(19歳・東京) |
片倉先生のアドバイス
主人公側二人のキャラクターも立っているし、物語としても面白い。画力面がマイナスになっているが、年齢も若いので、数をこなせば問題なし。この調子で漫画力を鍛え、頑張って欲しい。
編集部のコメント
描きたい世界観は理解出来るものの、異端であるキャラクターの内面、背景を表現しなければ、単なる露悪趣味にも見え、読者が感情移入するのは非常に難しい。描きたい欲求にそのまま従うのではなく、一度、再構成を。
あらすじ
吸血鬼退治のためにある街にやって来たルミナという幼女とルプスという青年。だが実はルミナは、化物全般と害ある魔術の成敗を生業とする魔術師で、ルプスは彼女によって生態を変化させられた、恐るべきゾンビだった――。
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『S課のチェリス』
みなみタラバ(25歳・北海道) |
片倉先生のアドバイス
主人公に魅力はあるが、まだまだ深く掘り下げられていない部分が目立った。主人公の特殊能力や、そこに至る背景等、もっと読者を意識出来ればもっと格段に分かりやすくなるはず。画力の向上と共に完成度を上げる努力を。
編集部のコメント
まずは自分の作品のレベルを上げるべく、画力向上に取り組もう。物語は、全てご都合主義に陥っており、特殊能力のアイデアも後付けに見えてしまっている。なぜ“いま”主人公が“ここ”にいるのか、読者の目線を意識しよう。
あらすじ
凶悪、難解、未解決の事件を専門とする警察内部の組織、S課。新人刑事のアオキはある事件で、S課のチェリスという謎の女性とコンビを組むことになる。実は彼女は戦時中に軍が極秘に開発をした人間兵器の子孫だった…。
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『HOLY BLOOD』
丸橋 亮(24歳・大阪) |
片倉先生のアドバイス
人間を描こうとしているのは好感が持てるが、エンタテインメントとしての完成度に問題があり、まだまだこれから。画力、構成力の向上と共にネームの段階で物語を磨き上げるよう心がけてみよう。次回作に期待。
編集部のコメント
丁寧に描いてはいるものの、表情が硬くペンの線に強弱が無いので、作品の良い部分が見えづらくなっている。主人公が何故、その行動を取ったのか、読者に分かりやすく伝えるために物語を再構成してみよう。
あらすじ
遥か昔から人間を脅かしてきた異形の者――悪魔。彼らは絶大な力を持つといわれる聖女を求め、殺戮を繰り返していた。だが、そこに悪魔狩りをしている戦士、隻眼のルカが現れる。だがルカの真の目的が明らかになって…。
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『BURST!』
矢野稔貴(28歳・東京) |
片倉先生のアドバイス
全編を通し、戦闘シーン中に喋り倒しなので、テンポが悪くなってしまっている。キャラクターに主眼を置いているが、自己紹介だけで終わってしまっているのが惜しい。もっと作品の持つ娯楽性を前面に押し出すことを考えて。
編集部のコメント
主人公達の動機・目的がはっきりとしないので、物語が進んでいっても釈然としない印象が読後に残る。また、世界観の説明が不足しているので、作者のテーマが見えづらくなっている。作品の焦点を絞っていくことが必要。
あらすじ
多数の女性を人質に取り酒場に篭った凶悪犯を追って、とある酒場に足を踏み入れた、賞金稼ぎのバーストと保安官のフィールド。だが、バーストは女好きの不細工、フィールドは金好きのイケメン。果たして女性達の運命は!?
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『鳥人間』
古林響子(20歳・石川) |
片倉先生のアドバイス
見た目のインパクトとは裏腹に、展開は意外と定石通りで、勿体無かった。もっとテンポ良く、笑いと意表を突く展開を意識してみよう。
編集部のコメント
ナンセンスなことを描き連ねているだけで、展開もよくあるパターンなため笑いに繋がっていかない。読者の予想を裏切って、次の大きな笑い所に導くため、次回は“絵で笑わせる”ことを十二分に意識してみよう。
あらすじ
ペットが欲しいと母親にねだるケイ君の前に現れたのは、鳥(!?)の形をした化物。彼はこの家に代々伝わる守護霊で、長男を守るのが役目だとのたまうのだが、彼は鳥なのに飛べないという致命的な欠点を克服しようとして…。
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