ジャンプSQ.
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ジャンプSQ.コミックグランプリ結果発表!!

漫画部門 │ 最終候補作 │


 

『ゼルゼとネーネとヤミワラベ』  小里真二(26歳・岐阜)

武井先生のアドバイス

絵・ストーリー・演出どれをとってもページごとに気が利いてて◎。あとは熟練度と売れるキャラクター作りのみ!

編集部のコメント

ヤミワラベと誘拐事件と主人公たちがうまく絡んでいないので、話がバラバラの印象。またそのせいで視点が定まらずどのキャラにも感情移入がしづらい。冒頭で主人公とヤミワラベとの関係を上手く構築できれば良かった。

あらすじ

主人公のゼルゼは妹のロゼを自分のせいで誘拐されてしまい、それを悔いて自殺を試みるのだがそこにヤミワラベという怪物が突如現れ、ゼルゼは魂を求められる。それを拒み、家政婦のネーネとともに妹探しを始めるのだが…。


 

『陰縫』  小原美樹(23歳・東京)

武井先生のアドバイス

好き嫌いぬきにしても感情移入出来ない。フンイキまんがなら読者をのみこむ勢いでページ作りを。コマが小っさいのでキャラがすごく遠いです。

編集部のコメント

表現したいことは分かるが、回りくどい表現や心情描写が分かりづらいせいで非常に読みづらい。また作者の頭の中での世界観が上手く漫画に落とし込まれていないので、中途半端な印象。キャラ中心のシンプルな話作りを。

あらすじ

陰抜け呼ばれる幽体離脱現象から人々を救う陰縫・縫。彼のもとに一人の少女を陰抜けから救う依頼がある。少女を救うものの、陰写という人の想いや受けた痛みを写し取る業のせいで縫は少女の苦しみを追体験してしまい…。


 

『ツンデレとバンビ』  古林響子(21歳・石川)

武井先生のアドバイス

ちょっと好き。何気に笑うとこありました。いいセンスしてると思うので正しく使っていただきたい。

編集部のコメント

ツンデレという属性だけでキャラを作っているので、キャラクターに全く血が通っていない。また二人のやりとりだけでは読めないので、もっとキャラにバリエーションを持たせて欲しい。

あらすじ

勉強が苦手な主人公ヤマトはヤンキー率100%の高校に入学。超ツンデレな少年ダイゴに出会う。明らかにヤマトが好きなダイゴ。そしていつの間にかヤマト>ダイゴの関係になってしまい…。


 

『化焔と火消し』  榛原友(24歳・埼玉)

武井先生のアドバイス

描きたいものはわかったけれど表現力がおいついていない。この手の作品は表現力によるハッタリが全て!上達を。

編集部のコメント

絵柄の印象は良かったのだが、女の子の思いが化焔を呼ぶほどの恨みとは思えなかった。またキャラたちの動機が浅いためドラマに奥行きがなかった。竜設定も必然性が感じられない。

あらすじ

時は江戸。私怨が火に乗り移り、化焔と呼ばれる物の怪が存在する世界。そこには火消しと呼ばれる、人と火竜の子がいた。夕闇の刻、舞妓に憧れる少女が出来心で放火を試みるのだが…。


 

『おじいさんの紙芝居』  石橋和幸(27歳・福岡)

武井先生のアドバイス

作者のまじめな性格が伝わってくる。笑いをとるならもっと破壊力。あと絵にギャップがほしい。

編集部のコメント

一つ一つのネタ勝負なので、読者はキャラに魅力を感じれず、ついていけない。漫才のネタ展開ではなく、多少ベタなギャグでもいいので魅力的なキャラ作りを今後は徹底して欲しい。

あらすじ

桃太郎の紙芝居を子供に見せようとするおじいちゃんだが、なぜかその紙芝居は全然ウケていない様子。その原因を探るために、実際におじいちゃんに問題の紙芝居をしてもらうのだが…!?


ネーム部門は該当作品なし!!
ネーム部門での受賞のコツは、普通の人が描かない、特異な分野、設定、構成力、知識も重要だが、何より大事なのはキャラの魅力!
キミにしか描けないオリジナリティ溢れるキャラを待つ!!


次回、キミの力作の投稿を待つ!! その際、以下のポイントに気をつけて漫画を描いて欲しい!

絵柄
登場人物には様々な感情がある。その喜怒哀楽などの複雑な感情を伝えるための方法に表情の描き分けがある。驚いた表情や泣いている表情は特に骨格が崩れやすいので、顔のパーツの位置をしっかりと安定させることが重要だ。基礎的なデッサン力を培うことは必須。

キャラクター
君が考える魅力的な人物を描けるようにしよう。そのためにはそのキャラの独特の性格が分かるようなエピソードをストーリーの中に組み込もう。ただし読切作品には、多すぎるキャラクターはNGだ。キャラの多さはストーリー混乱を生む原因になってしまう。

ストーリー
読者を惹き込むためには、作品の世界観を導入部でしっかりと打ち出す必要がある。ただし、独特のストーリー構成要素は最小限に留めること。複雑な設定や独自の要素が多すぎると、説明にページを費やす必要があるし、また読者に伝わりにくくなってしまう。

構図
一言で言えば、カメラワークのことだ。大事なシーンでは大ゴマを用いたり、視点を大きく変えてみたりすると良い。ただし、印象的な構図をただ使えば良いのではなく、前のコマとのメリハリが必要不可欠になる。それを踏まえて見開きページ等にも挑戦してみよう。

センス
独自のストーリーや世界観、魅力的なキャラクター、印象的なコマ割り、意図的なパースの歪みなど、総合的な応用力・技術力を編集部は見ている。基本的な漫画の技術を身につけたら、このような応用技術にも力を入れて渾身の漫画を描いて欲しいところだ。


<お詫び>
募集時の審査員は和月伸宏先生でしたが、諸事情により審査員を武井宏之先生に変更させていただきました。
応募された皆さまには、深くお詫び申し上げます。