ジャンプSQ.
ジャンプSQ.
[曇天・プリズム・ソーラーカー]太田垣康男×村田雄介


これまでのあらすじ

 父親を交通事故で失い、いつか大学に通うための学費を稼ぐ日々を送る翔太。そんなある日雇い主の叔父に、大学のソーラーカープロジェクトに手を貸せと命じられる。必死に働く一方で、大学生は暢気に遊んでいる…自分とのあまりの境遇の差に、翔太は彼らを拒絶する。しかし、プロジェクトのメンバーと交流を深める内に、翔太はソーラーカーの魅力に惹かれていく。そして翔太は、仲間たちと共にソーラーカーのレースに出場する!

 雨が降り続く中、翔太たち東洋工科大学のプリズム号は総合第3位と健闘していた。2位の車体を目の前に捉えたチームの畑は、意地を見せようと強引に挑みかかる。しかしその瞬間、プリズム号のサスペンションが壊れ、ピットストップのまま1日目を終えることとなってしまった。絶体絶命の東工大のもとに、同じレースに参加している他のチームが訪れる。パーツの提供や修理の手伝い…競い合いながらも助け合おうとする彼らのおかげで、プリズム号は見事復活する。

 完走できるかどうかというギリギリの充電状況の中、2日目が始まった。次々とストップするチームが出る中、1時間、慎重に車を走らせてきた畑と翔太がドライバーチェンジする。しかし、畑が脱水症状を起こしかけ、絶対安静が言い渡される。翔太は、レース終了までの3時間ずっと、40度超えしたコクピットに座り続けることに――…!

金田 翔太
(かねだ しょうた)
伯父の経営する鉄工所で働き、街はずれにある会社の倉庫の2階で一人暮らししている。10歳の時に交通事故で父親を亡くして以来、車を嫌っている。
矢崎 潤子
(やざき じゅんこ)
東洋工科大学の2年生。大学の仲間たちと、国内のソーラーカーレース最高峰の「DreamCUP鈴鹿」への出場を目指している。ソーラーカープロジェクトを立ち上げた父親の影響で自身もソーラーカーに興味を持つ。
佐伯 健二郎
(さえき けんじろう)
東洋工科大学・ソーラーカープロジェクトの顧問。潤子の父がプロジェクトを立ち上げた際の教え子だった。元苦学生だった為、似た状況の翔太に興味を持つ。


全2巻
好評発売中!
詳細を見る
第1巻を試し読み