ジャンプSQ.
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[Dust to Dust 〜はじめの〜1000マイル]一色登希彦


これまでのあらすじ
 敬愛していた祖父・十造を亡くした陸。彼は祖父の遺産を受け取るために、アメリカまで祖父が借りていたというバイクを返しに行くことになってしまう。受取人で十造の友人・チャーリーとは会えたが、バハ1000というレースに出ないとバイクは受け取ってもらえないという…。

 元々器用な陸はあっという間に、日本から持ってきたバイクを見事に乗りこなすようになっていた。それでも遺産のために走るのだという陸に、「もうそれでいいのか」とメリー・ルゥが問いかける。恵まれて育った陸にとって、持っているもの以上を欲しがるのは恥ずかしいことだった。しかしメリー・ルゥが結婚を受けた事情を知り、人を好きになることにまで条件がつくことに疑問を感じる。彼はメリー・ルゥを自由にするため、そして自分のためになりふり構わず欲しがることを決意。そうして勝てるバイクを望んだ陸は、もし自分がレースでケヴィンを驚かせたら結婚を考え直してほしいとメリー・ルゥに言うのだった。

 ケヴィンを驚かせるというのは、彼を負かすこと。その勝負に「婚約」を差し出させる代わりに、日本から持ってきたバイクを差し出すことになった陸。しかしケヴィンに本気で勝つつもりの陸に衝撃を受け、メリー・ルゥは封印していたレースに対する想いを再び熱くさせる。彼女は、なんのために結婚を考え直すように言ったのか教えて、と宿題を残して陸と交代し走り出していく。ただ走ればよかったレースが、多くの人に影響を与えてしまった…。自分の浅い考えを悔やむ陸だったが、砂漠を行くメリー・ルゥの走りに違和感を感じて…!?

五代 陸
(ごだい りく)
運動神経がよく、たいていのことはある程度器用にこなせてしまう。しかしその分、熱中できることを見つけられず、その場のノリに合わせている。

チャーリー・ニコルズ
陸の祖父・十造の友人。メキシコでのレースに十造と出走する予定だった。十造の代わりに、陸に出走を命じる。

メリー・ルゥ・ニコルズ
チャーリーの孫娘にして陸のチームメイト。

ケヴィン・マクドゥネル
メリー・ルゥの婚約者。有名選手らしい。

第1巻
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