ジャンプSQ.
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[エンバーミング-THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN-]和月伸宏


これまでのあらすじ
 19世紀末、大英帝国。これより150年前、神の所業をまね、死体をベースに創り出された異形なるモノ… 「人造人間(フランケンシュタイン)」。それらは、雷と共に現れると言い伝えられる。創造方法が失われた後も、歴史の影で研究に開発に勤しむものが絶えない。…そして、人造人間に進んで関わるのは、悪人か狂人のどちらかだけ――――。

 ポーラールートを脱出する市民達を護衛中、ウンゲホイヤーに襲われたジョン。血流を操る能力を以って死闘を繰り広げるが、その場に迷い込んだ子供たちを助け、血液を使い果たしてしまう。ウンゲホイヤーは、闘いに水を差したとして、子供たちを殺そうとするが、そこに現れたワーグナーが身を呈して阻止。皆を守ってくれと叫ぶ彼の死と、彼を弱者と吐き捨てるウンゲホイヤーに対し、瀕死状態だったジョンは激昂。ワーグナー、さらには人造人間の死体から血を吸収し、ウンゲホイヤーに完勝する。市民を守る任務を終えたジョンはワーグナーの死を悼む子供たちに、精一杯生きろと伝え、ポーラールートへと戻るのだった…。

ヒューリー=
フラットライナー
ワイス卿の使用人として働いていたが、家族を殺害した人造人間に復讐を決意。Dr.ピーベリーの手で究極の9体目・運動神経特化型人造人間に。大切な存在エーデルを、親友のレイスに殺され、自分も含めた全ての人造人間を殺すと誓う。

レイス=アレン
18歳。ヒューリーと同じ事件の生き残り。人造人間との戦いで死亡するが、ワイス卿の手で人造人間として蘇る。ロンドンで死体卿と出会い、機能特化型に改造されるも、ヒューリーたちに破壊される。
Dr.ピーベリー(ヒルデガルド=ピーベリー)
アシュヒトの父・Dr.リヒターの助手経験があり、その門外不出の技能を使って、ヒューリーを人造人間にした。かつて愛を誓い合ったジョンを含める、“究極の8体”の破壊を誓う。

エーデル=ワイス
ヒューリーと同じ事件の生き残りで、事故以前の記憶が無い。亡きワイス卿の令嬢に似ていたため、ワイス家の養女に。ワイス卿によって、本当の娘になるべく人造人間にされそうなところをヒューリーに助けられるが、レイスの手で殺された。
エルム=L=
レネゲイド
Dr.リヒターによって作られた、皮膚強化型・人造人間。生前は、花と刺繍が好きなとても優しい女のコだったが、明るく無邪気な性格に変わった。
アシュヒト=
リヒター
名門リヒター家の子息。人造人間の“調整”を専門とし、父親が造った人造人間・エルムと行動を共にしている。目的はあくまで、人間のエルムを取り戻すこと。
フレデリック=ジョージ=アバーライン
切り裂きジャック事件を追っていた、元スコットランド警察の警部。職務に誠実ではあるが、若干、空気が読めないようでもある…。
タイガーリリィ=
コフィン
Dr.リヒター製機能特化型の人造人間。Dr.ピーベリーがDr.リヒターの助手を務めていた時に、創造に携わった一体。感覚神経と、それに関わる器官を強化改造している。
死体卿
(したいきょう)
『フランケンシュタインの怪物の魂と遺志を受け継ぐ夜会(ブリッツ=ブルーダー)』の統率にして、世界一の死体愛好家。年齢、本名、素性は不明。

ジョン=ドゥ
Dr.リヒター製 究極の8体の六番目にして最強と言われる人造人間。血液機能特化型で、無尽蔵の血液を溜める“化外の心臓”を持つ。ポーラールートでピーベリーと愛し合うが、記憶を失くしている。
グロース=
フランケンシュタイン
人造人間の創造の為なら、人間が死ぬことも厭わないが、ポーラールートの一番上に立ち、人々から敬愛されていた。しかし、現在は死の恐怖から狂ってしまい、ポーラールートを暗黒郷へと導く。

Dr.リヒター
アシュヒトの父親で、ポーラールートのNo.2。究極の8体を作り出し、大創造主と呼ばれている。
スカベンジャー
消化機能特化型の人造人間。胃の中に寄生蟲型人造人間の疑似卵を持ち、孵化させることによって分裂。何もかも食いつぶす。その本体は腹をすかせた子供。死体卿に複体を与えられていたが、アバーラインにお菓子をもらう約束をして、アシュヒト達の味方に。
ウンゲホイヤー
死体卿から、ジョン=ドゥ捕獲の任務を言い渡された、筋力機能特化型の人造人間。十年前、ジョンとの間に小競り合いがあったと語り、彼との戦いを心待ちにしていた。



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