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時は昭和――。東京都港区にある私立の中高一貫制男子高・海帝高校は数多くの政治家や官僚を生み出す超名門校として全国にその名を轟かせていた。そして海帝高校の生徒会長になった者は、日本一の国立大学・東都大学への入学が約束され、将来政界入りを果たした際、「海帝生徒会会長会」という政界で最も影響力を持つ派閥に入ることができるのだ。海帝中学から高校に進学した赤場帝一は、明確な意志を持っていた。それは、必ず生徒会長になること!そして、ゆくゆくはこの国のトップ、総理大臣になり自分の国を作る!それこそが帝一の人生の目的であり野望であった…。
氷室に託された、草壁を生徒会長の候補から落とすという隠密の任務。先手を打った菊馬は、草壁の女好きを利用してスキャンダルを狙うが、生徒会長の寛大な措置で不問となる。一方帝一は、担任の川俣に圧力をかけてもらい、草壁をルーム長から外すという作戦を立てる。しかし草壁の担任の熱意により失敗に終わる。菊馬も帝一も、成果を上げられないまま、期限まで残り一週間。悩み抜いた帝一は、皆既月食の、影で光を消すことからヒントを得て、起死回生の妙案を閃くが――!?
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