★−−そういった方々から学ばれて、今やすっかりご自身もカッコイイ戦闘派になられて(笑)。では、今月からスピリッツで始められる新連載は、どんな感じでしょう?
伊藤:フッてくださってありがとうございます。1200年代のモンゴルを舞台にした時代劇です。女の子が主人公です。そして…ぶふっ(笑)。ごめんなさい。…これ、自分の中でウリなのかな、おヌードから始まるんですよ!
SQ:おヌードですか。ポロリですか。
伊藤:ポロリはないんです。『ジャイアントロボ』で銀鈴が絶対パンチラしないところが私は好きでして…。で、あんまり賢くはないんだけど、健気で男子のためにガンバります☆みたいな、カワイコちゃんが主人公なんです。
SQ:ははは。それって、あまり女性作家さんの好まれそうなキャラじゃないですよね。設定はどんな感じですか? 元の時代の…どこかの部族に属してるみたいな?
伊藤:モンゴルが攻め入るところの、西夏という国の女兵士です。名前はシュトヘル。
SQ:また戦いがあるんですね。血ドバーーッの、モンゴルの大戦乱スペクタクル?
伊藤:スペクタクル…気取りですね。とりあえずおヌードを強調しておいてください。『皇国』の場合は、原作の密なストーリーと世界観が本当に面白かったと思うんです。あと男の子のロマンと。でも、私がオリジナルでやるとそういう所はなくて、大雑把なお話と…動物ちっくな女の子のロマンって感じになってしまうようです(笑)。
★−−では「ヌードで始まるモンゴル健気っ子スペクタクル」ということで(笑)。そうすると、ファンの方が「伊藤先生、一体どこいっちゃうんだろう」って心配な感じになると思うので(笑)、今後お描きになりたいものや、展望なども教えてください。
伊藤:えーっと。けっこういっぱいあるんです。まずは前嶋重機さんと合作してみたい、なんちゃって西部劇。あとウルトラジャンプで描かせてもらった列車マンガのつづきや、ズッコケドジッ子☆ファンタジーって感じの、最先端遺伝子工学によって生み出されたモノで、フォルムはベタなドラゴンだとか、楽しいクリーチャーものですかね。
SQ:SF不遇の時代ですが、愉快なクリーチャーの出てくるSF…いいですね。
伊藤:なんだかこう、夢を見てる時はいろいろ構想するんですけどね。結局は地に足が着いているというか、ジャンプできないんです。発想が飛躍できる人というのは、あこがれちゃいますね。
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