◆――ちなみに、先生の一日の過ごし方・スケジュールってどんな感じでしょう?
起きるのが朝とは限りませんが、最初の食事と二番目の食事の間に最も集中し、多くの仕事をします。三番目の食事が近づくあたりの時間は、あまり神経を使わない作業にあて、三番目の食事で酒を飲んじゃった場合は、その後あまり仕事はしません。締め切りが近づいてきたら酒はやめて、眠くなるまで頭のぼんやり度、手先の動きの確度に合わせて作業を割り振ります。
◆――そもそも、最初にマンガ家をめざされたきっかけはどういった感じだったのですか? 感銘を受けた作家さんや、好きだった作品はありますか。
「マンガ家になろう」と思ったのは、厳密にはデビューした後です。「あ、このままマンガで食えそう? じゃあマンガ家になろう」みたいな感じで。高校くらいまで、あまりマンガは読みませんでした。自分で買って読むようになってからは、手塚治虫先生が多かったです。
◆――それでは、いま気になる作品や、好きな作家さんは?
このところ、いつも第一に挙げてしまうのは「シグルイ」(南條範夫・山口貴由/秋田書店)。ほかに三田紀房さんの「マネーの拳」(小学館)と「エンゼルバンク」(講談社)は毎回楽しみにしています。あと「気になる」という点で、「シャトゥーン〜ヒグマの森〜」(増田俊也・奥谷通教/集英社)。クマさんの情け容赦の無さっぷりがちょっと気になっています。
◆――マンガ以外の作品(小説、映画、音楽、ゲームなど)で、創作のインスピレーションを得るものは何ですか?>
物語などよりは、ドキュメントがヒントになることが多い気がします。味付けされた料理よりは、産直の素材がゴロゴロ並んでいるほうが、という感じで。
◆――もし漫画家にならなかったとしたら、何をしていたと思いますか?
漫画家のアシスタントか、本などの挿絵を描く人。いずれにせよ絵に関係した仕事かな、と思います。
◆――岩明先生ならではの質問ですが、生まれ変わって生きてみたい時代・国は?
自分が死んだ直後の日本でしょうか。
◆――最後に、ジャンプSQ.読者に向けて一言メッセージをお願いします!
仕事の遅い漫画家ですいません。できあがり作品がたまったころ、また思い出していただければと存じます。
◆……先生のこだわり、思いのたけをぶつけてくださるなら、どれだけでもお待ちします…とオリオン書房池本さんをはじめ、全国のファンは期待しております。どうもありがとうございます!!
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