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全体的に楽しく読みました。今回はやりたいことがしっかりある方が多く、情熱がびんびん伝わってきました。ただ、やりたいことが強いほど、それが一見よくあるお題に錯覚させられるくらいまでうまく伝える力を磨かなければならないことと、ありがちな題材を選んだ方は(今回は死神お題が二つありました)、それを既存作を超えるくらいしっかり描かなければならないのだな、と、僕もフンドシをしめ直す気持ちになりました。プロと新人の垣根はないので、お互い頑張りましょう!


佳作

    幽霊の見える女子高生・桃里はある日、十四郎と名乗る筋肉男の霊に遭遇する。周囲に素直になれないことを悩む桃里を前に教師を自称する十四郎は相談に乗ろうとするが…

    爆笑しました。あと女の子かわいい。すごいかわいい。よかった。ラストの砂浜も印象的で感動できました。話も笑いもいいところはすごくよかったです。ただ、ヒロインの悩みがワンパターンで、おまけにそこだけちょっと読みにくく、それほど共感できる題材じゃなかったのが残念でした。霊が見えて人付き合いができない美少女の、青春時代の悩みは、もっと内面的にグロいものも、さわやかなものもあるとは思いますが、もっと印象的なお題がいくつも作れるはずだし、キャラがいいだけに、マッチョ教師にいい感じで泣かせて解決してもらってから最後に爆笑したかったです。でも、結局爆笑はしました。女の子かわいい。超かわいい。

    先生のキャラクターが強烈でよかった。画力も高く、女の子もかわいく描けている。物語はめちゃくちゃで主人公の悩みも弱いのだが、独特の空気感があって、一気に読ませる力がある。次作からはセンスに任せきらずに、しっかりとした物語軸を意識して成長していってほしい。

審査員特別賞

    やりたいことのない女子高生・ミオナ。見かねた担任の計らいで廃部寸前の書道部へ入ることになったミオナは次第に書道に魅せられて…

    難しい題材なのに、興味を持って読ませる力がすごかった。この地味な題材でこれなら、きっとなんでも書けるんじゃないかな。バランス感覚もすごい。恋愛に安易にいかないところが好感。その安易に恋愛させないぞくらいの気持ちを持ったまま、ユーザー導線としての、恋愛ミスリードを多めにいれるなどの技術が欲しい。見る人の気持ちがどこにあるか。いかに興味がない人を、自分の世界に入り込ませて心地よくするかのコントロール力が。でもまだ19歳か…。ドライとウェットのバランス。この人が、もっと正面から本気でユーザーを泣かしてワクワクさせると取り組んだバトルファンタジーや、恋愛が読んでみたいと思った。きっと凄いものになると思う。この作品も素晴らしかったです。

    既視感はあるものの素直な青春物語で好感が持てる。書道という題材のかっこよさもよく伝わる。絵が淡白で迫力あるシーンも印象に残り辛いのが惜しい。


    戦争が終わった世界。秦博と拓巳の兄弟は、名も無き少女に出会う。少女にはクワミと名付けて三人は遊ぶ。しかしクワミには秘密があって…

    すごく雰囲気がありました。やりたいことが明確で、その雰囲気をだすのも上手でした。ただ内容やキャラの感情ラインや行動のツジツマがあってなくてご都合で動いてしまうところは読み止まってしまって残念。別世界へ誘導していきたいにしても、もう少し客観的に、見るユーザーの常識はこうで、だからその常識にのっとったうえで、ユーザーが、ああ、そうかとやりたいことを納得させられるような技術がついてくると、より素晴らしいものになると思います。あとキャラの感情の把握が弱くて、超展開したように見える事も多かったし、この尺で入れ込める内容ではなかったので、もったいないなーとも思いました。うまくやればもっと感動できたように思います。ですが雰囲気は好きです。

    いい意味で変な作品を描くかもという予感はあるが、画力が足りず現状では描ききれていない。積極的なチャレンジは魅力的だが、まずは全体的なレベルアップを。

    生きる意味を見出せず、自殺を試みる男・川崎。だが、自殺は生神と名乗る娘に阻止される。人を生かす神だという生神に出会い、川崎は…

    僕は絵が描けませんが、絵が見やすくて華があるものになっていくんじゃないかなーと思いました。で、絵がちゃんと派手だからこそ余計に思ったのですが、主人公が最初から活躍していく物語を書いたほうがいいのではないかなと思いました。そしてもしもこういう死神ものを中心にするとしても、やはり今度は、主人公が誰かを救う話を中心に描いて、死神と生神の活躍のほうへとふらないほうが泣けたり感動できると思います。というか、よくあるネタなのでそういう先輩作品で成功しているものときちんと比べるのは大事だと思います。でも読みやすかったです。

    キャラクターや物語はベタながら、うまくまとまっていて読みやすい。演出力も高い。ただ、既存作品の影響を感じる部分が多く見られるので、次作ではオリジナリティーをどれだけ見つけられるかが課題になる。

    童貞のまま事故で死んだ高校生・紫村恭太。現世への未練が強かった彼は、迎えに来た死神とともに、想いを果たすため、幼馴染の香鈴へ接触を試みる。だが彼女には彼氏らしき人物がいて…

    楽しく読みました。良い話だなと思いつつ、別に死神や地縛霊の話にするほどでもないなと思いました。死んだ理由や謎、童貞というフックが、物語の芯に関わっていないことが残念。童貞をフックにしてしまった割には、お色気な雰囲気もないので、それなら童貞は外したほうがいいなーなどを思いました。多数のフックを管理できないうちは、焦点を一つにしぼり、フック一本に決めてそこへめがけて大きく振っていくとうまくいく気がします。

    重く、切ない話だが、テンポや少女マンガのような台詞回しがよく、読みやすかった。絵柄はまだまだ発展途上なので、どんどん描いて成長してほしい。キャッチーなタイトルだが内容にそこまで関係ないのは残念。



  • 無題 39P 佐藤冬樹 24
  • 太陽のいる町 34P 大森遼也 25
  • 死神が笑うまで 24P 明治カロリ 28
  • 無題 31P 獅子丸 23
  • Fire Works 22P 赤原梅太 20
  • 青春アロー 43P 雨ヶ谷さつき  17
  • ハイスクールヒーローズ 37P 朝倉志度 26
  • WILD RED 40P 鈴紀オズク 24
  • Nightmare buster's 45P 赤瀬由里子 24
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