ウィルスによって人口が激減し、突如現れた吸血鬼の脅威にさらされる人類。吸血鬼に対抗できるのは日本帝鬼軍が誇る吸血鬼殲滅部隊のみだった。吸血鬼に家族を殺され、復讐を誓う少年・優一郎。彼は軍に身を置き、親友や家族の想いを背負って血塗られた道を行く。
心に四鎌童子の侵入を許し、吸血鬼化が始まってしまったシノア。優一郎は自分の失われた過去の記憶が、シノアを救う鍵になると考え、自らを研究対象として調べてほしいと身を差し出す。暮人はグレンに、優一郎のことで何か知っていることがないか問いただすも、グレンはなにも知らないと答える。しかしグレンは、優一郎を連れてきたのは真昼だと告げ、真昼は第二位始祖・斎藤と繋がっていたと明かす。
一方、真祖を追う斎藤の先回りをしようと目論むフェリドは、吸血鬼化で苦しむシノアのもとへ向かう。フェリドは吸血鬼化の止め方を知っていると優しげに告げ、シノアに向かって刃を振り下ろし…!?