ハンナ先生は、累計発行部数1500万部の国民的人気漫画「怪々鬼伝」を生み出した天才漫画家。しかしネットゲームばかりして、全然漫画を描かない問題児作家でもある。そんな彼女に仕事をしてもらうため、担当編集者・藤崎は持前のエリート能力を駆使して、日々戦っているのだった――！

　連絡のつかないハンナ先生に仕事の催促をするため、藤崎が彼女の家へ突撃すると、ハンナ先生のお母さんがいた！ 母親がいては漫画が描けないとハンナ先生に泣きつかれる藤崎。しかし、藤崎が娘を任せるに足る男か確かめにきたというお母さんを追い出すわけにはいかず、頭を抱える。

　ハンナ先生とお母さんが２人でお風呂に。そこでお母さんから、何かを生み出し世に出し続けることへの責任を説かれたハンナ先生は、お風呂から上がるや否や漫画を描き始める。母親の偉大さを目の当たりにし、感動する藤崎。しかしそこへお母さんの部下が彼女を迎えにくる。どうやらお母さんは、仕事から逃げてきていたようで…!?