プラチナエンド 原作/大場つぐみ 漫画/小畑 健

前回までのあらすじ

ストーリー

 幼い頃に事故で家族を失い、引き取られた親戚から虐待を受けて育った架橋明日。人生に絶望した明日は自殺を図るも、謎の天使ナッセに命を救われるとともに、誰よりも早く好きな場所へ行ける能力「天使の翼」、33日間人を魅了することのできる能力「赤の矢」、百発百中で人を死なせる能力「白の矢」を授けられる。天使の力で親戚の呪縛から逃れ、生きる気力を取り戻した明日だったが、「同様に力を与えられた13人の候補の中から神を決める」と告げられて…!?


 明日たち5人の神候補は、まだ見ぬ最後の神候補・米田を話し合いの場に呼び出すため、彼の提示した条件である「神になったら何を成すか」を発表することに。


 5人は、それぞれの意見に左右されないためTV局5社の社屋の上空に分かれ、TVカメラに向かい同時に自身の考えを発表していく。


 自殺者の死ぬ権利とそれが称賛される世界を語る中海。人が働かなくて済む世の中にできる人間に神になってほしいと語る手毬。スマホや塾の無い、友達と遊べる世界が欲しかったと語る結糸。


 「神になった先」の話が出ないことに米田がやや落胆する中、結糸が自身の願いが変わり、今は全人類に白の矢を配布し、自分がこの数日味わったスリリングな楽しい日々を分かち合いたいと語り出し、世間に衝撃を与える。


 そして咲は、皆が優しい気持ちになれる、笑顔になれる世界を願っていると語り、残すは明日の発表のみとなった。


 米田が、世界が見守る中、明日の出した答えは――――「何もしない」だった。


 聞き終えた米田は「青少年の怖いくらいの誠実さ」に動かされ、遂に明日たちの元へ姿を現す――!!                                                             

キャラクター紹介
  • 架橋 明日
    (かけはし ミライ)
    ナッセにより「天使の翼」と「天使の矢」の能力を得た少年。人生に絶望し自殺を図るが、ナッセに助けられ生きて幸せになることを決意する。
  • ナッセ
    明日を助け、生きて幸せになることを説く特級天使。天界にて次世代の神を決定する13人の天使のひとりに選ばれる。
  • 花籠 咲
    (はなかご さき)
    明日の幼なじみで想い人であり、同級生。神候補のひとりで、明日に赤の矢を刺す。
  • ルベル
    咲を助ける2級天使。悪知恵の天使と呼ばれている。
  • 生流 奏(うりゅう かなで)=
    メトロポリマン
    「天使の翼」と「天使の矢」の能力を持つ神候補の高校生。正義のヒーロー、メトロポリマンのスーツを着て犯罪者を裁く一方、他の12人の神候補を倒すと宣言した。
  • 六階堂 七斗
    (むかいどう ななと)
    末期癌を患う神候補のひとり。家族の未来を案じ、メトロポリマンを倒すことを誓う。最期はメトロポリマンと刺し違え、命を落とす。
  • 結糸 向
    (ゆいと ススム)
    漠然と将来の不安を抱える小学6年生。遊戯の天使・ペネマと出会い神候補となる。世界に神候補の存在を知らせ、皆で神を選ぼうと呼びかける。
  • 中海修滋
    (なかうみ しゅうじ)
    闇の天使・オガロに選ばれた神候補。赤の矢を使い、自殺したいのに実行する勇気がない人の後押しをして過ごしていた。自身の不幸の経験から、他人に迷惑をかけることには敏感。

  • (ほし)
    警察上層部から神候補の捜査を任された刑事。神候補確保の命令が間違っていると感じ、同僚であり婚約者の弓木と共に、密かに神候補保護のため動く。明日とは協力関係にある。
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