プラチナエンド 原作/大場つぐみ 漫画/小畑 健

前回までのあらすじ

ストーリー

 幼い頃に事故で家族を失い、引き取られた親戚から虐待を受けて育った架橋明日。人生に絶望した明日は自殺を図るも、謎の天使ナッセに命を救われるとともに、誰よりも早く好きな場所へ行ける能力「天使の翼」、33日間人を魅了することのできる能力「赤の矢」、百発百中で人を死なせる能力「白の矢」を授けられる。天使の力で親戚の呪縛から逃れ、生きる気力を取り戻した明日だったが、「同様に力を与えられた13人の候補の中から神を決める」と告げられて…!?


 人類の未来を決める最後の話し合いの日を迎え、新国立競技場に神候補が集合する。


 米田が「話し合い」ではなく神候補全滅による終結を密かにもくろむ中、何故「偽りの神」を出すことにどうしても賛成できないのかを聞かれ、「人間の最期は人間が決めるべき」だからだと話す。


 米田によれば、人間の一生…運命は何を考え行動するか、果てはその結果までも全て最初から決定づけられているのだと言う。しかも500年以内に人類は未来を知る術を得てこの事実に直面し、絶望の後自ら命を絶っていき、絶滅するという未来予想を論じた。その未来へたどり着くには、人間が現状の精神を保てる確証もないのに「人類を終わらせられる」力があるらしい「偽りの神」になどなってはならないし、そもそもいらないというのが、米田の見解であるようだった。


 最期に米田は、明日が神になることに異論は無いか本人を含めた3人に問い、この集まりの結論はレッドが神になるか、米田が止めるかの二択にまで絞った上で明日と二人きりで話がしたいと切り出す。


 申し出を受けた明日と米田を残し、ほかの候補者たちは場所を移すことになり…。                                                                           

キャラクター紹介
  • 架橋 明日
    (かけはし ミライ)
    ナッセにより「天使の翼」と「天使の矢」の能力を得た少年。人生に絶望し自殺を図るが、ナッセに助けられ生きて幸せになることを決意する。
  • ナッセ
    明日を助け、生きて幸せになることを説く特級天使。天界にて次世代の神を決定する13人の天使のひとりに選ばれる。
  • 花籠 咲
    (はなかご さき)
    明日の幼なじみで想い人であり、同級生。神候補のひとりで、明日に赤の矢を刺す。
  • ルベル
    咲を助ける2級天使。悪知恵の天使と呼ばれている。
  • 生流 奏(うりゅう かなで)=
    メトロポリマン
    「天使の翼」と「天使の矢」の能力を持つ神候補の高校生。正義のヒーロー、メトロポリマンのスーツを着て犯罪者を裁く一方、他の12人の神候補を倒すと宣言した。
  • 六階堂 七斗
    (むかいどう ななと)
    末期癌を患う神候補のひとり。家族の未来を案じ、メトロポリマンを倒すことを誓う。最期はメトロポリマンと刺し違え、命を落とす。
  • 結糸 向
    (ゆいと ススム)
    漠然と将来の不安を抱える小学6年生。遊戯の天使・ペネマと出会い神候補となる。世界に神候補の存在を知らせ、皆で神を選ぼうと呼びかける。
  • 中海修滋
    (なかうみ しゅうじ)
    闇の天使・オガロに選ばれた神候補。赤の矢を使い、自殺したいのに実行する勇気がない人の後押しをして過ごしていた。自身の不幸の経験から、他人に迷惑をかけることには敏感。

  • (ほし)
    警察上層部から神候補の捜査を任された刑事。神候補確保の命令が間違っていると感じ、同僚であり婚約者の弓木と共に、密かに神候補保護のため動く。明日とは協力関係にある。
関連ページ