ウイルスによって人口が激減し、突如現れた吸血鬼の脅威にさらされる人類。吸血鬼に対抗できるのは日本帝鬼軍が誇る吸血鬼殲滅部隊のみだった。吸血鬼に家族を殺され、復讐を誓う少年・優一郎。彼は軍に身を置き、親友や家族の想いを背負って血塗られた道を行く。
キ・ルクが鬼になったことを察知したグレン達。これ以上自分を強くしないようにと考えた真昼の仕業を疑うフェリドはグレンに襲いかかり、1000年かけて二匹いる第二位を一匹ずつ殺すという方法を取るならグレン達と協力しなくても問題ないと裏切りを匂わせる。しかし真昼から吸血鬼を取り込む負担は大きく、もうすぐ体が崩壊してフェリドも鬼になると告げられて…。
真昼から呪詛を展開され、太陽を浴びるよりもつらい苦痛を与えられたフェリド。上下関係をわからされ目的達成を第一優先とし大人しくすることに。あと十日で罪鍵を奪い、目的を達成する方法を模索し出して…。そんな中、心の中で食らった吸血鬼であるクローリーから吸血鬼になった理由が知りたいと告げられたフェリド。脳が焼き切れるよと忠告するも好奇心を満たすことを優先したクローリーは、フェリドに別れを告げ記憶の海へ飛び込んで…。
古代ローマの司令官として戦場を駆けていたフェリド。連戦連勝ではあるものの、つまらない同じ戦術を繰り返す毎日だった。そんな時、人の血を吸う不死の男がいる町の噂を聞き、遠路はるばる東にやってきて…!?