[FANTASMA]賀来ゆうじ

FANTASMA ファンタズマ 1〜3巻 賀来ゆうじ
前回までのあらすじ

 世界中が恐れ敬った”魔王(ゴッドファーザー)”ドン・パゾリーニの暗殺。それにより世界は、次の覇権を狙う怪物たちが蠢く、混沌と暴力の渦に突き落とされた。そんな偉大な魔王の忘れ形見であることが判明したネロは「魔王の隠し子(ザ・ハッシュ)」の手配書が回ったことで、裏の社会から狙われるように。だが、どこかで生きている母親に会うため、そしてパゾリーニ家の安住の地を手に入れるため、ネロは真の“魔王”となるべく旅を始めた!

 創設以来、歴代パゾリーニの首領は全員、死後に脳髄を新たな肉体に移し替えて生き続けてきた。 そうして“人の夢”を調整、操作するパゾリーニの伝統を、ネロの父親であるドン・パゾリーニが否定した。欲望のために管理された未来よりも、不確定な希望を選ぼうとした彼は、しかしその志のために“パゾリーニ”に始末されてしまう。そして組織は、惨哭丸以上の兵器を作り出すことを計画した…。かつて15代目首領だったレミーから語られる真実を前にしても、プッチは“人の夢”などよりも“誇り”こそが尊いものだと語る。

 一方ネロは、自分の命と引き換えに、プッチが犠牲になろうとしていることを知る。母と会うことより友人の救出を選び、ネロは単身、レミーやプッチ達がいる場所に向かう。二人は奇跡的に再会を果たすが、その瞬間プッチはネロの父親の魂と合成、忌多郎に吸収されてしまい…!?

キャラクター紹介
  • ネロ
    口が悪く、喧嘩っ早いが、ケジメはきちんとつける義理堅い少年。バーバレラに育てられていたが、実は、“魔王”ドン・パゾリーニの隠し子。
  • プッチ
    組織に100年仕えた亡霊。生前、武勇を成した愛用品のバットに魂を封じ、「呪具」として存在する。憑依することで、ネロに力を与える。
  • “魔王(ゴッドファーザー)”ドン・パゾリーニ
    圧倒的な力とカリスマで、世界を支配していた男。ネロの父親。何者かに暗殺されてしまった。
  • バーバレラ
    元マフィアで、ネロの育ての親。ショーパブ「クレイジーラビッツ」のオーナーママ。
  • ビンセント・ブライズ
    小さい弟達を養うため、亡き父親が残したフェリーニ家への紹介状を頼りにマフィアになろうと考える少年。
  • リリィ
    フェリーニ家直属の殺し屋で、賭けボクシングのチャンピオン。かつてドン・パゾリーニに助けられて以来、彼に心酔している。
  • アンジェリカ
    リリィと行動を共にする呪具。見た目は羊のよう。生前は拷問執行官。リリィの仕事用グローブに憑いている。
  • レミー
    フェリーニ家の各地の支部を取りまとめる大幹部。世界の混乱に乗じて暴走する支部組織を調査・粛清する役目を持つ。最強の呪具を作り出そうと企み、魔王暗殺事件にも関与した。元・パゾリーニ家15代目首領で、当時、プッチを墓地より召喚、呪具にした。
  • ドン・ヴィト・フェリーニ
    フェリーニ家の首領だが、隠居状態。最近はもっぱら趣味の編み物三昧。
  • エド・ソーヤー
    フェリーニ家が最近仕切ることになったウォロス村の神父。村の復興の中心人物で、フェリーニ家との窓口を務める。村の子供に好かれているが…。
  • デイヴ
    ネロと共にフェリーニ家の入団試験に合格した男。バーバレラの弟で、実はパゾリーニ家の生き残りでもある。呪具・マルコと行動を共にしている。
  • 鑪 忌多郎
    (たたら きたろう)
    “魔王”の遺体の一部から作り出された、ドン・パゾリーニのクローン。魔王暗殺事件の立役者・トールマンである惨哭丸を呪具に持つ。
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