プラチナエンド 原作/大場つぐみ 漫画/小畑 健

前回までのあらすじ

ストーリー

 幼い頃に事故で家族を失い、引き取られた親戚から虐待を受けて育った架橋明日。人生に絶望した明日は自殺を図るも、謎の天使ナッセに命を救われるとともに、誰よりも早く好きな場所へ行ける能力「天使の翼」、33日間人を魅了することのできる能力「赤の矢」、百発百中で人を死なせる能力「白の矢」を授けられる。天使の力で親戚の呪縛から逃れ、生きる気力を取り戻した明日だったが、「同様に力を与えられた13人の候補の中から神を決める」と告げられて…!?


 メトロポリマン・生流 奏は死んだ。死闘を制した明日たちだったが、メトロポリマンの持つ翼と矢は、所有権がメトロポリマンに赤の矢を刺した者に移り、その何者かの元へと飛び去った。しかし、その瞬間六階堂が力尽き、彼を救うことを優先したため行方を追うことは叶わなかった。


 明日は六階堂を病院まで運び、赤の矢を使って医師を説得して治療させる。しかし、治療の甲斐なく六階堂の命は終わりの時を迎えようとしていた。六階堂の妻が呼ばれ、最期のお別れをする中バレが六階堂の魂を迎えに現れる。バレは明日と咲に、六階堂の想いと志の宿る矢と翼を託し地上を去った。


 六階堂の死により、明日に刺さっていた赤の矢が効力を失い、それが一層明日に彼の死を感じさせた。そして、赤の矢の効果を失ってなおその哀しみは衰えず、むしろ深く明日に刻まれるのだった――。                                         

キャラクター紹介
  • 架橋 明日
    (かけはし みらい)
    ナッセにより「天使の翼」と「天使の矢」の能力を得た少年。人生に絶望し自殺を図るが、ナッセに助けられ生きて幸せになることを決意する。
  • ナッセ
    明日を助け、生きて幸せになることを説く特級天使。天界にて次世代の神を決定する13人の天使のひとりに選ばれる。
  • 花籠 咲
    (はなかご さき)
    明日の幼なじみで想い人であり、同級生。神候補のひとりで、明日に赤の矢を刺す。
  • ルベル
    咲を助ける2級天使。悪知恵の天使と呼ばれている。
  • 生流 奏(うりゅう かなで)=
    メトロポリマン
    「天使の翼」と「天使の矢」の能力を持つ神候補の高校生。正義のヒーロー、メトロポリマンのスーツを着て犯罪者を裁く一方、他の12人の神候補を倒すと宣言した。
  • 六階堂 七斗
    (むかいどう ななと)
    末期癌を患う神候補のひとり。家族の未来を案じ、メトロポリマンを倒すことを誓う。現在は休職中だがアパレル会社の商品企画担当。
  • ミスリン
    少女Aと呼ばれる連続殺害犯であり、殺人嗜好者。メトロポリマンに与えられた天使の能力を悪用し、女子中学生を襲う。
  • バレ
    六階堂を助ける1級天使。天界のあらゆる知識を身につけており、一度は特級天使にまでなったことがある。