[ヤミアバキクラウミコ]丈山雄為

ヤミアバキクラウミコ 全2巻 丈山雄為
前回までのあらすじ

 人が抱える心の闇に宿るもの“陰獣(ネガティブ)”。それらは宿主の“陰胎(トラウマ)”を肥大化させ、最悪の場合死に至らしめるという。しかし、人間の中には「黒の巫女」と呼ばれ、陰獣達から人々の心を救う者が存在した。ある日、陰獣に取り憑かれてしまった須川シュンは黒の巫女である宵野闇子によって命を救われる。陰獣を感知できるようになったシュンは、闇子達から一緒に陰獣と戦ってほしいと誘われて…。

 マグちゃんの目的が明らかになり、まだ役には立たないが、闇子と一緒に戦うことになったシュン。そんな中、シュンは闇子を諭し、何も聞かされていなかった藍生と朱音も闇子の悲しみを共有することに。和解した藍生と朱音と共に夢子の元に向かった闇子達は、久々に楽しい時間を過ごす。

 春来不在に落ち込みつつも、皆が集まったことに満足する夢子。そして、夢子の胎内の「忌まわしきものども」に闇子が喰らった陰獣を与えることで夢子との分離を図ることに。その行為で汗をかいたため、皆でお風呂に入るが、夢子のはしゃぎっぷりにシュンまで巻き込まれ、シュンは闇子に連れられ帰ることとなった。

 シュンの風呂場でのラッキースケベを怒る闇子の前に、変わり果てた姿の春来、そして夢子と藍生・朱音を連れた卑怩罹が姿を現す。春来は卑怩罹によってネガティブを喰わされ自我が崩壊していた。だが、追いやられた闇子を見て、春来が自我を少し取り戻し…? シュンも卑怩罹に必死で食らいつくも胸を突き抜かれてしまう…。それを見た闇子は、皆を必ず助けると、闇禊赫剣と闇禊㿟剣の二刀を振るい…⁉

キャラクター紹介
  • 宵野 闇子
    (よいの やみこ)
    心に侵入した陰獣(ネガティブ)を祓う黒の巫女。対象者が乗り越えた心の闇を力に変え、「闇禊赫剣(ヤミソソグアカキツルギ)」で陰獣を断つ。姉を救うため禁忌を犯している。
  • 須川 シュン
    (すがわ シュン)
    闇子の同級生。小学生の時に女子からイジメを受けていた。それが原因で陰獣(ネガティブ)に侵入されたところを闇子に救われる。
  • 茜崎朱音
    (あかねざき あかね)
    シュンのバイト先の新人。コミュ力が高い高校2年生。朱の巫女で、藍生とケンカするほど仲が良い(?)
  • 蒼月藍生
    (あおいづき あおい)
    蒼の巫女。必ず決め台詞を言うが、ことごとく朱音の邪魔される。マグちゃんを「禍顎」と呼び、目の敵にしている。
  • 宵野夢子
    (よいの ゆめこ)
    闇子の姉。白の巫女。巫女のリーダーで学園でも人気者だった。現在は、人ならざるものとなってしまい「忌まわしきものども」が少しの綻びから這い出てきてしまうため、黒緋神社で「時の牢獄」に閉じ込められている。
  • 咲来春来
    (さくらい はるこ)
    花の巫女。闇子の良き相談相手で、心優しい女の子。朱音には、「ぱる子」と呼ばれている。

  • (ひじり)
    神社に仕え、闇子達の学園の担任。夢子に「ひじりん」と呼ばれている。自分のことを「卑怩罹」と呼ぶ。夢子を使い自分を殺せる存在を造ろうとしていた。
  • 宵野明蔵
    (よいのみょうぞう)
    白緋神社の大宮司。闇子と夢子の祖父。夢子にジジイと呼ばれている。
  • まぐちゃん
    闇子の相棒。心の闇を喰らう。「ちゃん」で呼んでいいのは闇子だけ。「禍顎(マガツアギト)」という呼び方は禁句らしい。
  • 佐藤 幸恵
    (さとう さちえ)
    闇子の同級生。自ら闇禊㿟剣で心の闇を破壊したため、陰胎に纏わる記憶も破壊されている。
  • 高木
    (たかぎ)
    シュンのバイト先の先輩。
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