[親愛なる殺し屋様]辺天使

親愛なる殺し屋様 全4巻 辺天使
前回までのあらすじ

 どんな標的でも必ず仕留める、超凄腕の殺し屋・ヤシロさん。彼は、まず直筆の手紙で「殺しに行くこと」を標的に伝え、殺り方等を打ち合わせた後に、必ずその方法を遂行する仕事のスタイルを持つ。親切で礼儀正しく、そして正確無比なヤシロさんは、今日も多くの標的に手紙をしたためる!たとえ返事が来なくとも!

 母親の復讐を果たすため国会議員・妖ヶ内と部屋に立てこもったSPの楯奈。扉には厳重なロックが施され開けることができず…楯奈と同じSPで婚約者でもある盾守も説得するが、彼女の妖ヶ内に対する憎しみはあまりに大きかった。そこに、お見合いの途中だった真友がブラックホークで駆けつける。扉を打ち破り楯奈を取り押さえるが、止まることのない彼女の殺意。それを見て妖ヶ内は楯奈を早く打ち殺せと煽りたてる。すると今度は妖ヶ内の発言に怒りを覚えた盾守が彼に銃口を向けて…!?

キャラクター紹介
  • ヤシロさん
    どんな標的でも一瞬で息の根を止める凄腕の殺し屋。殺しに行くこと、そして殺し方の希望はないかと直筆で手紙にしたため標的に尋ねる、親切で礼儀正しい人物でもある。「標的以外は殺さない」「期日までは絶対に殺さない・殺させない」というモットーも持つ。
  • 増手 一
    (ますて はじめ)
    事故で両親を失い、自身も後遺症の両脚マヒに苦しむ少年。リハビリを乗り越え、退院した暁にヤシロさんに殺される「約束」だったが、依頼人の叔父が契約をキャンセルしたため、標的から外れた。
  • 太刻
    (ふとどき)
    ヤシロさんのターゲットである、太刻会の会長。多くの人員を抱えていたが、横暴なやり口で部下の心が離れ、最期はヤシロさんと二人で晩餐を楽しんだ。
  • 七忍 忍
    (ななしの しのぶ)
    数十年前、ただの旅行者だったヤシロさんと鉢合わせた殺し屋。ヤシロさんに殺し屋への道を勧めた結果、自身は引退するはめに。
  • ディンゴ
    殺し屋にしてナイフ使いという、ヤシロさんと多くの共通点を持つ男。互いのナイフへの想いを語り合い、心を交わしてしまったために親友を殺せず、結果「殺し屋」としては死んでしまう。
  • 麻田 真友
    (まだ まとも)
    文武両道の優秀な女刑事。ヤシロさんのターゲットとなった八手市議のボディーガードにつく。落ち込んだところを励まされた上に八手市議まで殺されたことで、ヤシロさんへの逮捕に燃えるようになった。超田舎に左遷されたが、ICPOに再就職。世界中の警察を動かし、あらゆる捜査にも干渉できる権利を持つ特殊捜査部隊・MAT(MATOMO ASSALT TEAM)を設立した。
  • 次苗 慎二
    (つぐなえ しんじ)
    23歳、無職。6件の強盗殺人に加え、幼稚園に立て籠もりを決行した超凶悪犯。周りに受け入れてもらえない孤独な自尊心が肥大化し、自身が特別な存在であると思い込む。しかしヤシロさんの真心に触れ、最期は納得して自分の罪と向き合った。
  • ニゲロ

    コカインを売買する組織の長。古くからの部下を切ることにも躊躇わない冷酷な性格。嘘を吐き、相手を騙す手段を好む。
  • ボブ

    超田舎・山野中出署周辺の引っ越し屋でバイトをしている留学生。……というのはカモフラージュの姿で、数年前にシカゴを震撼させた殺し屋である。
  • サチ

    小学生。家庭内の不和、理解のない先生、ちょっかいを出すフク達クラスメイトに怒り、ヤシロさんに殺しを依頼……しようとするが、諭され取りやめる。
  • フク

    サチに片想いしていたものの、ついちょっかいを出していた。どうやらフクもヤシロさんに何か説得されたよう。
  • 十文寺 隼人
    (じゅうもんじ はやと)
    サッカーチーム・サンズ野川の天才エースストライカー。女好きで傲岸不遜だが、無駄のない美しいプレーをする。近々引退してタレントに転向、芸能界入りを目論む。一太と約束した試合をハットトリックで勝てなかった場合、ヤシロさんに殺されてしまう。
  • 和良手 一太
    (わらて いった)
    難病と戦う中学生の少年。手術を受けるかどうかを十文寺のハットトリックに託す代わりに、十文寺も命をかけろとヤシロさんに依頼した張本人。
  • ドノミッチ・オワリー

    (株)タフ・デッセの代表取締役社長。ヤシロさんを狙う真友に介入されたせいで、十数か国と取引のある軍需産業の最大手だった栄光は、あっという間に過去のものに。
  • ムジヒ

    紛争地帯の国で反乱分子を鎮圧する将軍。血の気が多く虐殺王と呼ばれているが、本当は日本のゆるキャラやかわいいものが大好き。
  • 妖ヶ内
    (ようがない)
    評判の悪い妖会党の国会議員。すぐにトラブルを起こす上に、女グセの悪さは折り紙付きでスキャンダルが絶えない。
  • 矛月 楯奈
    (ほこづき たてな)
    警視庁より派遣された妖ヶ内のSPの1人。妖ヶ内が起こした騒ぎが原因で、10年前に母親を亡くしている。
  • 盾守 護
    (たてもり まもる)
    警視庁より派遣された妖ヶ内のSPの1人。楯奈の婚約者。
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