ふたりぼっち戦争 肘原えるぼ

JC1巻 発売記念PV
前回までのあらすじ

ストーリー

 人類の滅亡をもくろむ侵略者“イドラ”の出現により、平和を失ったニューヨーク。この事態に、イドラ対策機関CIOは、侵略者たちに立ち向かうための兵器を開発する。それは、対イドラ用に改造された“人型イドラ”で、人が遠隔操作し動かす生体兵器“アルカナ”と呼ばれた。そんな兵器に魅せられた少年・イリヤは、念願のプレイヤーとなるが、姉・アンナを“アルカナ”の真の正体である半イドラ人間に改造されてしまう。そして、姉弟二人の戦争が始まり…――。


 戦死したラルフの葬儀の前にCIO関係者だけで密葬が執り行われた。埋葬するための遺品整理をするメンデルは悲しみに暮れていた。姉やメンデルの言葉に救われてきたイリヤは、落ち込むメンデルを励まし、支え合いたいと思うけれど、どんな言葉をかけるべきか悩んでいた。


 そんな中、メンデルの元にアンナが訪ねてきた。ラルフの想いをメンデルに伝えにきたアンナは、生前の彼の言葉をメンデルに伝える。そして、メンデルはラルフの日記の存在を知る。その日記には、日常のことから、メンデルのことまで書かれていた。そして、最後にメンデル宛ての言葉がつづられていた。自分を責めていたメンデルだが、ラルフは、自分に町を守る使命を、意味のある死を与えてくれたメンデルに「英雄にしてくれてありがとう」と感謝していた。目の前に広がる自分たちが守った平和な町を見て、メンデルは涙をながし…。


 そして、兄の死から少しずつ前を向き始めたメンデルはラルフの遺体を回収してくれたイリヤに感謝をのべ、未来につなげるため、今までの交戦データをイリヤに託す。その思いを受け取ったイリヤは、訓練に勤しむ。そして、イリヤのユニットは、翼の生えた姿でステージ2へと成長を遂げて!?

キャラクター紹介
  • イリヤ・クラヴィッツ
    5歳のとき交通事故に遭い、歩けなくなった。空を自由に駆け回る生体兵器・アルカナに希望を抱き、努力と類まれなる操縦センスを武器に、人類初の車椅子プレイヤーとなる。たった一人の家族の姉・アンナをアルカナのユニットにされてしまった。ユニット名はルーキー。
  • アンナ・クラヴィッツ
    イリヤの姉。防衛軍・軍曹。才色兼備で信頼も厚い。技術習熟テストではオールSを取る成績優秀者。クリームシチューが好き。唯一の家族としてイリヤを支え、その夢を応援している。
  • メンデル・シュワルツ
    アルカナ・リッターの操縦者。イリヤの先輩。律儀な性格で、正反対のチャラい兄を持つ。ユニットは兄。
  • ダレル
    アルカナ・クラッシャーの操縦者。イドラ討伐数がダントツ。アルカナを武器として扱い、イリヤのことを偽善者だと罵る
  • ラルフ・シュワルツ
    メンデルの兄であり、ユニット。チャラい性格で、アンナに言い寄っている。イドラとの応戦により戦死。
  • ニコラ
    ダレルの妹でユニット。小柄な女の子。
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