ふたりぼっち戦争 肘原えるぼ

JC1巻 発売記念PV
前回までのあらすじ

ストーリー

 人類の滅亡をもくろむ侵略者“イドラ”の出現により、平和を失ったニューヨーク。この事態に、イドラ対策機関CIOは、侵略者たちに立ち向かうための兵器を開発する。それは、対イドラ用に改造された“人型イドラ”で、人が遠隔操作し動かす生体兵器“アルカナ”と呼ばれた。そんな兵器に魅せられた少年・イリヤは、念願のプレイヤーとなるが、姉・アンナを“アルカナ”の真の正体である半イドラ人間に改造されてしまう。そして、姉弟二人の戦争が始まり…――。


 ユニットは不死身ではなく、再生手術によって保たれている。首の切断、脳の破壊、心臓の貫通によるダメージには手の施しようがない。それを知ったイリヤは、姉であるユニットにかすり傷一つつけない戦法を考える中、クラッシャーに出会う。ステージ2という高い感脳値によって、腕以外の部位が進化し、武器化したクラッシャーの戦術はあまりにも荒々しいものであった。ユニットを傷つける戦い方に衝撃を受けるイリヤだったが、ステージのことを知り、クラッシャーの操縦者・ダレルに会う。けれど、ユニットを家族だと主張するイリヤは、ユニットを武器として扱うダレルと衝突してしまう。


 一方、姉・アンナは、ダミー組織に所属し、ユニットの存在を徹底的に隠し、日常を過ごしていた。ユニットであるときの損傷や手術痕もなく、ユニットでいるときは、まるで別の生き物になっているような感覚であった。一方イリヤは、感脳値を高めるため、ユニットを使った訓練を始める。ミッションは成功できなかったが、背中に進化の兆候が現れる。そんな中、イドラが出現し、イリヤとダレルに出動命令がだされる。二人が準備している間、リッターが応戦。イドラの弱点の心臓を狙うため、体内に潜り込む。だが、人のような形をした心臓部に圧倒され、リッターは脳を破壊されてしまう。ユニットであるラルフの死に絶望するメンデル。そこで改めて死と隣り合わせの“戦争”をしていると思い知らされ…!?

キャラクター紹介
  • イリヤ・クラヴィッツ
    5歳のとき交通事故に遭い、歩けなくなった。空を自由に駆け回る生体兵器・アルカナに希望を抱き、努力と類まれなる操縦センスを武器に、人類初の車椅子プレイヤーとなる。たった一人の家族の姉・アンナをアルカナのユニットにされてしまった。ユニット名はルーキー。
  • アンナ・クラヴィッツ
    イリヤの姉。防衛軍・軍曹。才色兼備で信頼も厚い。技術習熟テストではオールSを取る成績優秀者。クリームシチューが好き。唯一の家族としてイリヤを支え、その夢を応援している。
  • メンデル・シュワルツ
    アルカナ・リッターの操縦者。イリヤの先輩。律儀な性格で、正反対のチャラい兄を持つ。ユニットは兄。
  • ダレル
    アルカナ・クラッシャーの操縦者。イドラ討伐数がダントツ。アルカナを武器として扱い、イリヤのことを偽善者だと罵る
  • ラルフ・シュワルツ
    メンデルの兄であり、ユニット。チャラい性格で、アンナに言い寄っている。イドラとの応戦により戦死。
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