[症年症女]原作:西尾維新 漫画:暁月あきら

症年症女 第1・2巻 原作:西尾維新 漫画:暁月あきら
前回までのあらすじ

 世の中の人々が「無個性」であることに嫌気がさしていて、自身も「無個性」であることに絶望していた少年は、ある日人の顔や名前、固有名詞や個人情報等「個性のようなもの」がペンで塗りつぶされたように見える新病に罹り、12歳までに死ぬ事を告げられる。「悲劇の主人公」という「個性」を手に入れ、かつ自分がこの病気で最初に死んだ場合、病名が自分の名前になることを聞き、将来自分を見下した無個性達の子供が自分の名前の病気になり、自分のおかげで救われる痛快さに歓喜。 だが、そんな彼の前に同じ新病に罹る少女が現れる。少年より個性的でスター性のある彼女が、あろうことか少年より寿命が短く、彼女の名前が病名になる可能性が高い事を知る。
 少年はそうなる前に、自らの手で彼女を殺すことを決意する。

 少女は、少年が殺すより先に何者かに殺されていた。様々な謎を残しつつも、それから何事も無く一ゕ月が経った。

 4月14日、その日は少年の誕生日であり、いずれ来る彼の命日であった。少女の顔や彼女との思い出も今は鮮明に思い出せる少年。少女は、先に死んで死ぬのはおっかなくないと教えると言い、実際笑って死んだ。それに報いる為にも、少年は死の恐怖を抑えて今は笑って過ごすと誓う。

 少年は死ぬにあたって、少女が描いた少年のヌードデッサンを残して死ぬのは流石に恥ずかしく、どこかへ隠す事にした。しかし運ぶ途中、絵を落として しまい、ひび割れ剥がれた絵の具の下から一枚のディスクが現れた。

 ディスクには彼女の遺書ともいえる少年に向けた映像が残されていた。その中で少女は、自分の殺害を予期していたかのような発言をしたかと思えば、真犯人を4択にしたりと、相変わらず嘘か真実か要領を得ないご高説が続く中、今度は少女を生き返らせる手立てがあると言い出して…!?

キャラクター紹介
  • 少年
    自分を含めた世の中の人々の無個性さに嫌気がさしていた11歳の少年。「個性のようなもの」がマジックペンで塗りつぶされたように見え、12歳までに死ぬという新病に罹る。「悲劇の主人公」という個性を手にし、歓喜する。
  • 少女
    少年より先に「個性のようなもの」が布切れのコラージュのように見える 同じ新病に罹った11歳の少女。類例として少年が現れた事で、自分の症状が病気と分かった事から、少年に感謝している。殺人鬼と放火魔を両親に持つ。
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