こじらせ百鬼ドマイナー 南郷晃太

前回までのあらすじ

ストーリー

東京から四国の山奥へ引っ越してきた渡海隼人が転校することになったのはなんと四国妖怪の通う妖怪学校だった! 渡海くんが通うことになった魍魎分校〝死国校″に集うのは世間では知名度の低い四国のマイナーな妖怪達。それ故に彼らは多種多様な方向でマイナーをこじらせていて…!?


 マイナー妖怪だからこその悲哀や品格、誇りを胸に、夢と食欲に溢れた妖怪&渡海くんの青春学園生活が始まる!


 自称妖怪系アイドルの紅坂さんからファンクラブに誘われた渡海くん。激しくポジティブで押しの強い紅坂さんの正体は、とにかく太陽のようにまぶしいという特性を持つ土佐三大妖魔の一つ赤頭だった。生まれながらにまぶしいというスター性を持つにも拘わらず、自分がマイナー妖怪だということに気付いた紅坂さんは、そこから人間界のアイドルになって有名になることを決めたという。


 紅坂さんのプロデュースに協力することにした渡海くんと飴宮さんは、3人で紅坂さんのウリを探すことに。途中で風紀委員に没収されたスマホを捜しに夕暮れ時の森に入った紅坂さんだったが、明かりを奪う妖怪に出くわし、自己発光ができなくなってしまう。暗闇が苦手な紅坂さんはパニックになるが、紅坂さんを捜しに来た渡海くんたちと出会い、本来の明るさを取り戻す。改めて「どこからでも見える光」になりたいと決意した紅坂さんに、渡海くんは紅坂さんのウリは周囲を元気にするそのポジティブさという性格の明るさだと伝え…。

キャラクター紹介
  • 渡海 隼人
    (とかい はやと)
    どういうわけか妖怪の学校に転校してしまった人間の男の子。都会っ子。
  • 飴宮 初夏
    (あめみや はつか)
    男の人の身体を嘗める癖を持つ徳島のマイナー妖怪・嘗女。過去のトラウマからマイナーをこじらせた秘密主義に。しかし自己情報管理は飴の如く甘く、無意識に舌を滑らせがち。
  • 紅坂 光子
    (こうさか こうこ)
    人間界でのアイドルを夢見る妖怪。土佐三大妖魔のうちの一つ、赤頭(あかがしら)。激しい自己発光により、めちゃくちゃまぶしい。