
華やかに賑わう“極楽街”でどんな難題にも報酬次第で引き受ける「解決屋」を営むタオとアルマ。その裏では人や動物の死体を使って造られた「禍(マガ)」という怪物専門の「殺し屋」として活動。この世の全ての禍を駆逐するその日まで戦うことを誓う―――!!
黄泉の血を分けられ、禍として蘇った人は黄泉の家族として迎えられると枵から聞いていたアルマ。なぜ同じ家族であるはずの枵を攻撃するのか操に問う。するとその質問自体にイラつくような態度で激昂した操は、謎の薬剤を飲もうとする。枵はとっさに摂取させないよう止めに入り、アルマがその薬を取ろうとするが、操に指ごと嚙み千切られてしまう。薬を飲んだ操は瞬時に体が再生し、再び激しい戦闘が始まる。
千早から『赤髪(アルマ)は殺すな』と指示を受けていた操だったが、薬を摂取した途端に脳内の命令は『殺せ』へと変わり、操の能力である大爆発がアルマを襲う。
爆発を繰り返す操の攻撃に苦戦しつつも、アルマは操の腕を切った時は爆発が出ていないことに気づく。そこでまず腕を切り、再生の隙を突いて“禍の核”を狙う。しかし飛び散った血が爆発し、迂闊に攻撃できなくなってしまう。そんな時、アルマの援護に駆けつけた警備員が操を発砲する。続々と邪魔者が現れる状況に、操の怒りが頂点に達し暴走。警備員を狙う操の一撃をアルマが庇って受け止めるも、容赦なく追撃がきてしまう。ところがその瞬間、枵が身を挺してアルマを守って――!?