超常の力を持つ“枝憑き”のリュカは“音が見える”力を持つラッパ手である。楽師になる夢を叶えるため、枝憑きを集めている教皇のもと“花冠の枝憑き”と呼ばれる帝国の兵士を抹殺するべく“塔”を巡る戦争に参加することに――。
未来人の村に呼ばれたリュカたち。搭下に枝憑きの化け物は未来人の村と関係している可能性があると言われ、謎を探ることに。 未来人たちは牧歌的で、普通の暮らしをしていた。 けれど未来の街を模して造られた建物群もあり、リュカは自分達の戦の映像を観た。彼らは隠れて戦争の映像を撮り、娯楽として消費していた。 不快感を覚えつつ村に戻ったリュカは、村長から枝憑きとは「宇宙人と地球人の混血」だと聞く。
リュカたちは枝憑きの化け物の謎を探るため、立ち入り禁止だと言われた未来の形を模した学校へと出向いた。 そこには奴隷の国で見た儀式用の祭具と、多数の枝憑きの化け物の遺骸らしきもの、そして胎が膨れた女が椅子に座っていた。 衝撃の光景を前にした、リュカは…!?