アオの解 原作:竹内良輔 漫画:ミヨカワ将

前回までのあらすじ

ストーリー

 日本の高校に通いながら、その裏でCIAの特殊作戦群として任務をこなすアオ。彼はアフリカの村にいた頃、ゲリラに両親を虐殺され、攫われて少年兵になった過去を持つ。そして、死と隣り合わせの日々の中、考えながら戦い続けることで強くなっていった。考え続けることに生きる意味を見出しているアオは今日も解のない難題を追い求める――!!


アオとニックはアレックスの伝手で、海軍のエリート特殊部隊であるネイビーシールズの演習に参加することになった。
 過去にシールズで先鋭ながら新人教官を担っていたため、今でも慕われているアレックス。教え子の一人であるミルズは、成長した姿を見せようとこの日を楽しみにしていたが、アレックスが子供であるアオと組んでいると知り耳を疑う。そして、模擬戦でアオに勝って自分たちの価値を証明し、アレックスに帰ってきてもらおうと意気込むのだった。


 ミルズとシールズ隊員のペアと、稼働状態の製鉄工場で戦うことになったアオとニック。模擬戦が始まると、ミルズ達はアオ達の仕掛けたトラップに翻弄される。アオの戦い方を目にして、少しでも役に立たなければと考えたニックは、相撃ちで1人でも倒すために相手の意表を突くように突撃する。ニックに銃を向けるミルズ達を倒しきれないと判断したアオは、咄嗟に熱い鉄板を持ち上げて盾にして、銃弾からニックを守ったのだった。
 模擬戦なのに火傷を負うことも厭わないアオの行動に驚くニックに、アオは、模擬戦は実戦と同じ動きをするべきと語る。その一方、ミルズはアオの実戦想定の行動を見て、自分との差に悔しさを滲ませていた。


 模擬戦終了後、ミルズのなぜ実戦想定で動くのかという問いに、アオは迷ったことで仲間を救えなかった経験から、二度と戦場で迷わないように普段から考えていると語った。それを聞いてアオを見直したミルズは、アオと共に戦いたいとアレックスに話すのだった。

キャラクター紹介
  • 碧・ロジャース
    (アオ)
    日本の高校に通いながらCIAの特殊作戦群に所属している少年。ゲリラに両親を虐殺され、少年兵になった過去をもつ。より遠くより深くまで考えることに生きる意味を見出している。
  • アレクサンダー・J・マーシャル
    (アレックス)
    CIA特殊作戦群の分析官。
  • ニコラス・D・アシュクロフト
    (ニック)
    CIA本部に勤める情報分析官。
  • ミルズ
    ネイビーシールズの若手隊員。担当教官だったアレックスのことを慕っている。