アオの解 原作:竹内良輔 漫画:ミヨカワ将

前回までのあらすじ

ストーリー

 日本の高校に通いながら、その裏でCIAの特殊作戦群として任務をこなすアオ。彼はアフリカの村にいた頃、ゲリラに両親を虐殺され、攫われて少年兵になった過去を持つ。そして、死と隣り合わせの日々の中、考えながら戦い続けることで強くなっていった。亡き恩人・ナディアの遺志を継ぎ、考え続けることに生きる意味を見出しているアオは今日も解のない難題を追い求める――!!


 ある日、アオは街中で偶然出会った、日本に来て間もない若い女性の観光案内をすることに。名前を持たないという彼女に「ソラ」という名前を提案、未来を自分の手で切り開く勇気を与えた。そこから時をおかず、CIAの任務で香港を訪れたアオは、そこで再びソラと出会うのだった。


 アオたちの任務は、オークションを介して行われる武器の秘密取引の阻止であり、買い手の身柄を押さえたいというDIA(アメリカ国防情報局)との共同作戦。結果、武器データの入った絵画を無事落札した。
 一方、武器取引を画策した組織の1人だったソラは、アオが武器取引を妨害したグループに属していることを知り、東京でのアオの優しさが自分を欺くための嘘だったと思い込んでしまう。


 買い手組織を無力化したアオ達はDIAにその顔写真を送るも、身柄を欲しがっていた人物は見つからない。独自に組織の情報を得たアオ達は、拠点となるクルーザーに潜入するが、目的未達成のはずのDIAから撤退判断が下る。不審に思うアオ達。そんな中、組織の構成員データを探っていたニックは、拠点に不在となっていた人物を見つける。その人物こそ、組織で"ゾンネ"と呼ばれていたソラだった。
 ソラは組織に入る前、DIAの施設で人の限界を超越するための手術を受けていた。DIAは過去の非人道的なプロジェクトを隠蔽するためにソラの身柄を拘束しようとしていたのだった。


 近い将来、消される運命のソラ。アオは彼女と話をするためアレックスたちに協力を求める。その一方で、アオが自分を始末しに来たと思い込んだソラは、戦闘態勢に入る――!!

キャラクター紹介
  • 碧・ロジャース
    (アオ)
    日本の高校に通いながらCIAの特殊作戦群に所属している少年。ゲリラに両親を虐殺され、少年兵になった過去をもつ。より遠くより深くまで考えることに生きる意味を見出している。
  • アレクサンダー・J・マーシャル
    (アレックス)
    CIA特殊作戦群の分析官。
  • ニコラス・D・アシュクロフト
    (ニック)
    CIA本部に勤める情報分析官。
  • ミルズ
    ネイビーシールズの若手隊員。担当教官だったアレックスのことを慕っている。
  • ナディア
    少年兵時代のアオに「考えること」を教えた今は亡き恩人。ゲリラの幹部。
  • ソラ
    武器取引の商船で“ゾンネ(太陽)”と呼ばれている女性。アオに出会い、名前と助言をもらったことで、自分の未来を自分で切り拓くことを決心する。