ファントムバスターズ ネオショコ

『ファントムバスターズ』JC4巻発売記念PV
(CV:岡本信彦、市川蒼、内山昂輝、増田俊樹)
  • 前回までのあらすじ

    ストーリー

     舞台は湘南の風が通り抜ける街・鎌倉。
     高校一年生の超優等生・是岸遊人が出逢ったのは、幽霊を喰らって除霊をするという破天荒男子・宍喰野虎落。
     始めは幽霊の存在を信じていなかったコレシキだったが、モガリを通した不思議な体験やモガリ自身に興味を惹かれ、共にファントムバスターズを立ち上げることに!
     さらに、幽霊を視ることができる観崎薫、幽霊と会話できる多聞康太郎も仲間に加え、彼らの青春と除霊活動が始まった!!


     中学生時代の虎落は転校生・一生と仲良くなるも、彼の実家である喫茶店が自分のせいで嫌がらせにあっていることを知る。虎落が一生の家にいる時、御骨(みかばね)が虎落に近づかないよう忠告にきた。
     虎落は一生の家族がこれ以上嫌がらせを受けないように、わざと彼を突き放す。
     一生はふたたび転校してしまったが、虎落には鎌倉の学校に通いたいという気持ちが残っていた。


     現在、陰陽師から大量の悪霊を食べさせられている虎落は、絶望に落ちる度に誰かが助けてくれることに気づく。
     悪霊をすべて消化した虎落は正気に戻るも、体に黒い模様が出て……!?

    キャラクター紹介
    • 宍喰野虎落
      (ししくの もがり)
      幽霊を視ることはできないが、幽霊を喰らうことで強制除霊させることができる。他人の霊力を借りる(触れる)ことで当人の霊能力を借りられ、霊感のある者同士にはその恩恵をシェアできる。代々霊媒家業の家系で、秋田県の山で修行するか、鎌倉中の霊を除霊し力をつけるかの2択から、青春を求め鎌倉へとやって来た。
    • 是岸遊人
      (これきし ゆうじん)
      幼少から秀才と周りにもてはやされる。唯一普通の子どもとして接してくれた祖母を敬愛しているが、彼女の「死んだら幽霊になって会いに来る」という約束が果たされないことから、幽霊は断固信じないことにしている。
    • 観崎 薫
      (かんざき かおる)
      幼少から霊が視える体質で、視えるとわかると憑いて来る亡霊の性質から散々な目に遭ってきている。霊が近づき難い雰囲気を演出するため、あえて髪を染めてチャラい見た目をしている。オタク気質であり、人生のバイブルは『SLAM DUNK』。
    • 多聞康太郎
      (たもんこうたろう)
      霊の声だけが聞こえる体質。霊能力故に奇異の目を向けられてきたため生身の人間とは目を合わせるだけでも吐いてしまうほど苦手に。反面姿が視えず声だけ聞える霊に対しては普通に会話できる。対話できる霊は、なるべく平和的に除霊することを望む。
    • 壱宮昊都
      (いちみやそらと)
      生徒会長。周囲からは超リアリストだと思われているが、本当はオカルト好き。高校デビューの際、頭脳明晰な冷徹キャラを演じてしまったため、今更オカルトが好きとは言い出せずにいる。ファントムバスターズを推している。
    • 肆矢真莉愛
      (よつやまりあ)
      遊人と同じ中学出身で、遊人をとても尊敬している女子生徒。中学の時とはまるで違う外見で、高校デビュー。
    • 宍喰野斂
      (ししくのれん)
      赤ん坊の頃山に捨てられ、宍喰野の分家に拾われた。少し抜けたところがある。虎落を暗殺するために鎌倉にきたが、ファントムバスターズたちに触れ迷いが生じた。今は虎落の隣で暮らし、暗殺の機会を狙っている。
    • シャルル・ド・ノワール・守
      (まもる)
      新しく赴任した化学の教師。昔、仲間と除霊の旅をしていたが悪霊の大群と壮絶な戦いの末、大半の霊能力を失ってしまったと自称している。
    • 福満一生
      (ふくみついっせい)
      虎落が通っていた中学校に大阪から転入してきた。明るくて人懐こい。虎落に都会の学校へ行くようにアドバイスをした。