茜部先生は照れ知らず 多治見尚哉

前回までのあらすじ

ストーリー

 憧れの漫画家・茜部(あかなべ)アキラのアシスタントになった漫画家志望の崎枝(さきえだ)コウキ。茜部は崎枝の描いた絵を一切の照れもなく真面目な顔で、ストレートに褒めまくり始める。そんな中、まさかの茜部からの告白により、二人は恋人同士になるが、彼女からの褒め攻撃は加速する。照れて仕事が捗らないと訴える崎枝に、なるべく崎枝を照れさせない褒め方を覚えることを初めての「恋人のために頑張る」ことだと、ワクワクする茜部だったが…?


 茜部の家に崎枝の母が来ていることを、彼女からの電話で知り、急いで茜部の家へ向かう崎枝。崎枝の母が茜部にファンレターを送り、茜部の返信にいつでも来てと書いてあったため、訪問したとのことだった。
 今の崎枝がいるのは、茜部のおかげと崎枝が漫画家を目指したきっかけが彼女であることを語り始めた母。一度は家計の為に絵の道を諦め就職した崎枝だったが、茜部の漫画が連載された際に衝撃を受け、茜部のアシスタント募集に応募し漫画家を目指し始めたとのことであった。
 母の想いも改めて知り、感慨深くなる崎枝であったが、思いがけず二人が付き合っていることが母にバレてしまって…?

キャラクター紹介
  • 茜部 アキラ
    (あかなべ あきら)
    漫画『紅の魔女』の作者。アシスタントである崎枝を照れることなく褒めちぎる。茜部の告白により、崎枝と交際を始める。
  • 崎枝 コウキ
    (さきえだ こうき)
    憧れの漫画家・茜部の漫画アシスタント。アシスタントになる前から、茜部の作品である『紅の魔女』の大ファン。茜部からの褒め殺しに翻弄される。
  • 八百 桜
    (やお さくら)
    漫画『初恋は東京』の作者。茜部の大学時代からの親友。関西弁。友人想いではあるが感情豊かで極端な性格。恋愛に関してかなり初心。
  • 各務 はるか
    (かかみ はるか)
    茜部の担当編集者。明るく元気な性格だが、連絡ミスが多く少し雑なところも。彼氏はできたことがない。