茜部先生は照れ知らず 多治見尚哉

JC4巻発売記念PV
  • 前回までのあらすじ

    ストーリー

     憧れの漫画家・茜部(あかなべ)アキラのアシスタントになった漫画家志望の崎枝(さきえだ)コウキ。茜部は崎枝の描いた絵を一切の照れもなく真面目な顔で、ストレートに褒めまくり始める。そんな中、まさかの茜部からの告白により、二人は恋人同士になるが、彼女からの褒め攻撃は加速する。照れて仕事が捗らないと訴える崎枝に、なるべく崎枝を照れさせない褒め方を覚えることを初めての「恋人のために頑張る」ことだと、ワクワクする茜部だったが…?


     茜部にアシスタントをしてもらい無事完成させた同人誌を引っ提げ、即売会に彼女と参加する崎枝。初めての参加で緊張する崎枝は、完売を目標とするが、なかなか売れず…。試し読みをされても、購入に繋がらない場面を目の前で見て、崎枝以上に茜部は落ち込んでしまう。 閉場の時間が迫る中、崎枝は漫画編集に声を掛けられ…!?


     喫茶店で、今月号の『紅の魔女』を読んでいる女子学生・白川(しらかわ)の「意味がわからない」という発言に驚いた茜部の大ファンで店員の洞戸(ほらど)は、思わず彼女に声を掛けてしまう。
     白川に聞いたところ『紅の魔女』を途中から読んでしまったため、話が良く理解できず、思わず声に出してしまったとのことであった。そんな場面に遭遇した茜部は「私の漫画は面白いから読まなきゃ損だよ」と照れずにまっすぐ言い、白川から話を聞くことに。
     好きな人が面白いと言っていた『紅の魔女』を読み、話のきっかけにしたいという白川。告白は関係性が壊れることが怖くてできないという彼女に対して、茜部は大好きすぎてそう考える余裕もなかったと伝える。 茜部に刺激を受けた白川は、漫画をきっかけにアプローチすることを宣言し…!?


     白川は、放課後の教室で、片思いをしている鷺山(さぎやま)に勇気を出して話しかける。『紅の魔女』の話をしたかったが、真面目ゆえにバカになろうと意識するも、緊張して勉強の話をしてしまい…。
     白川は、鷺山が自分のことを「あんな優しい人いない」と言っているのをこっそり聞いてしまう。照れる白川だが、友達からの好きかの問いに、釣り合わないと鷺山が否定しているのも聞こえて――?

    キャラクター紹介
    • 茜部 アキラ
      (あかなべ あきら)
      漫画『紅の魔女』の作者。アシスタントである崎枝を照れることなく褒めちぎる。茜部の告白により、崎枝と交際を始める。
    • 崎枝 コウキ
      (さきえだ こうき)
      憧れの漫画家・茜部の漫画アシスタント。アシスタントになる前から、茜部の作品である『紅の魔女』の大ファン。茜部からの褒め殺しに翻弄される。
    • 八百 桜
      (やお さくら)
      漫画『初恋は東京』の作者。茜部の大学時代からの親友。関西弁。友人想いではあるが感情豊かで極端な性格。恋愛に関してかなり初心。
    • 各務 はるか
      (かかみ はるか)
      茜部の担当編集者。明るく元気な性格だが、連絡ミスが多く少し雑なところも。彼氏はできたことがない。
    • 茜部 さや
      (あかなべ さや)
      茜部の妹。大学1年生。素直でまっすぐな性格。一度運動のスイッチが入ると満足するまで家に帰らないほどの運動好き。
    • エナ
      (えな)
      崎枝と仲良い家族の子。6歳にしては、しっかりしていておませな少女。自分が崎枝の一番の女と思っていたため、茜部をライバル視している。