
国家特別工作機関(特工)のエージェント・繰巣 陣(くりす
じん)は任務中の事故により死亡。しかし、最優秀であった彼を失うことを良しとしない特工の判断により、女性テニスプレイヤーの死体に脳を移植することで、女として復活。女性エージェント・クリスとして様々な任務を言い渡されるが、圧倒的なスキルによりそのことごとくを遂行していくのだった。
超能力少女H・C(ヒューマンチャイルド)に気に入られたクリスは、その母親で平和を願う科学者・マザー博士と、博士の生まれたばかりの赤ん坊の4人でメキシコのカリブ海を訪れていた。国連に出席したマザー博士がドイツに戻るまでの警護も兼ねての小旅行だ。
意外に博識で運転も料理もテキパキこなして見せるクリスに困惑しながらも信頼を寄せ始めるマザー博士。
そんな中、マザー博士が国連の協力をとりつけた、武器そのものを無力化し、戦争を止めるパルス電磁波装置の稼働に反応した武器商人たちの動きを察知した特工は、かつてクリスが捕えてから超能力工作員として再教育していたAR(アルビノロイド)たちに出撃命令を出す。一方で武器が使用できなくなり困った武器商人たちが手を結んだのは、自らをマヤ文明の末裔と語る悪の超能力者、マヤ・エスティガリビア。戦いは銃で撃ちあう時代から超能力の時代へと差し掛かっていた…。
武器商人がマヤと手を組んだ情報はマザー博士のもとにも届き、クリスは博士から、マヤは超能力者を超えた突然変異種「ミュータント」であり、地球の裏側にでも超能力で攻撃することが可能なほどの力を秘めていると聞く。H・Cも理論上は「ミュータント」に比肩する力を持ち、対抗戦力として希望が持てるが、彼女は成長期…今はまだそこまでの力は発揮できないという。
そんな話をするクリスたちの上空にヘリの影…中に乗っていたのは話題の人物マヤ。武器商人が動けない原因であるマザー博士を排除しようと考えていたところ偶然にも、眼下の島に博士がいることを知り、超能力を発揮。H・Cの力をもってしても止められない、島を沈めるほどの巨大な津波を巻き起こして…!?