
国家特別工作機関(特工)のエージェント・繰巣 陣(くりす
じん)は任務中の事故により死亡。しかし、最優秀であった彼を失うことを良しとしない特工の判断により、女性テニスプレイヤーの死体に脳を移植することで、女として復活。女性エージェント・クリスとして様々な任務を言い渡されるが、圧倒的なスキルによりそのことごとくを遂行していくのだった。
ある日任務通達のため局長に呼び出されたクリスだが、その不真面目な態度にキレた局長は任務の説明もせず現場である台湾にクリスを放り出してしまう。
台湾の片田舎に送り込まれ、不満気なクリスだが現地の工作員が女性の玲玲(リンリン)だったことですぐ上機嫌に。玲玲は4羽のインコと心を通わし諜報活動にも利用しており、そんな彼女の潜入調査でわかったことは、この町の「TT社」がアジア圏を中心とした特殊詐欺犯罪グループの統括であり、その社長が明日ここに現れるということだった。
翌日、用心深い社長は来訪に合わせ電波ジャミングを実施するため、クリスたちは玲玲のインコで社長の位置や互いの情報伝達を行い、作戦が始まる。しかし、社長の腹心が玲玲のスマートグラスが発する微弱な電波に気づき、玲玲が捕まってしまう。そして社長が言うには、自身が逮捕された場合は特殊詐欺の末端の「受け子」や「出し子」およそ500人の人間が見せしめとして殺されるシステムになっているという。その人質がある限り警察も手が出せないのだと澄まして語る。
「TT社」に向かうクリスのもとにインコが訪れ、玲玲が捕まったことと、社長の卑劣な逮捕抑止のカラクリが伝達される。インコに案内を頼み、速攻で玲玲を救出したクリスは社長のもとへ。
追い詰められたと見た社長はすぐさま500人処刑を指示。しかしそこはクリス。社長のもとへ来る前に会社につながるすべての通信が遮断できるよう破壊工作をしてきており、人質は無効…あとは一気に腕っぷしでカタをつける!
クリスと玲玲の一芝居で、社長に人質である末端の人間を解放させ、見事特殊詐欺組織はたった1日で壊滅したのだった――!!