魔王の側近に抜擢されたサボり魔のヴィルシュと真面目なリオ。魔界に聳える摩天楼「魔王城」を舞台に、魔王の居ぬ間に側近たちが繰り広げる雑談ギャグコメディ開幕!!!!!!
<第25話>
ヴィルシュ「オレ真面目にやってるよ~」
リオ「本当に真面目な人は自分で〝真面目〟と言いません」
日頃から〝最強〟と自負する一番隊隊長のジャスパー。偶然ヴィルシュとリオの雑談を耳にし、俺は最強じゃないのか?と考え込んでしまう。ジャスパーと中学からの仲だという副隊長・ウルブスによると、これまでも魔王や喧嘩相手からの一言で上の空になることがあり、その度にウルブスがフォローしてきたそうだ。しかし、今回は何を言っても立ち直らないという。こんな状況で敵が来たら負ける、と脅されたリオは、ジャスパーをフォローすることに。自分を例に挙げ、「側近史上最も優秀と考えているが、〝事実〟である」と例外もあると諭すが、ジャスパーは「コイツ全然大したことねえし…やっぱ自分で言う奴ぁダメなのか…?」とより重症化するハメに。解決どころか二人の溝は深まるばかり――!!
<第26話>
ヴィルシュ「虫苦手?」
リオ「は!? 私に苦手なものがある訳ないでしょう」
ある日、玉座の間にバッタが侵入する。ビビり散らすリオだが、「これは苦手ではなく…〝呪い〟なのです」と主張。それは千年以上も前のことで、当時のレオンダール家当主が大魔界バッタを倒す際、バッタが巨大な一匹ではなく小さいバッタの集合体であることを間近で見てしまった。あまりのグロテスクさにトラウマがDNAに刻まれ、半径1メートル以内に接近すると弾き飛ばされるなど、子孫代々バッタに根源的恐怖を覚えるように…。
そんな状態でも、ヴィルシュに借りをつくるまいと奮起するリオ。一族の呪いを断ち切ると誓いを立てると、盆間近なこともありご先祖様たちが!
共に呪いを乗り越えようとするが、飛び跳ねるバッタにご先祖様たちは敵前逃亡してしまう。まさかの裏切り、そしてバッタは非情にもリオの頭にダイブ! バッタの呪いはこれからも続く――!?