魔王城サイドウェイ 原作:清水コウセイ 漫画:鵜飼 樹

前回までのあらすじ

ストーリー

 魔王の側近に抜擢されたサボり魔のヴィルシュと真面目なリオ。魔界に聳える摩天楼「魔王城」を舞台に、魔王の居ぬ間に側近たちが繰り広げる雑談ギャグコメディ開幕!!!!!!


<第21話>
ヴィルシュ「実家が〝御神木〟ぐらい太い人います」
ヴィヴィ「また適当なこと言って」
 ある日、ヴィルシュに妹のヴィヴィから電話がかかってくる。昔から家事・勉強・弟妹の世話・ヴィルシュの監視を同時にこなすしっかり者の妹だが、初デート後、彼氏にフラれてしまったという。家が貧乏ゆえ安定を求めるヴィヴィは、彼氏を家具店・胃蹴亜(イケア)へ連れて行き、あらゆる価値観を確かめようとしたのだ。傷心のヴィヴィは、適当な兄の代わりに自分がちゃんとしなくてはならなかったからフラれた、と怒りをヴィルシュにぶつける。妹を落ち着かせるため、ヴィルシュは同僚を紹介すると提案。その相手とは、ヴィヴィの希望に沿う実家が極太なリオ! 果たしてヴィルシュが愛のキューピッドになる日は来るのか――!?


<第22話>
ヴィルシュ「いらなすぎると逆に欲しくなんだよね~」
リオ「どういうことです…!?」
年に一度の宝物オークションが開幕! 乗り気じゃないリオに対し興味津々のヴィルシュは、飲むとすべての物事を冷笑してしまう「冷笑水」など、不要なものをどんどん落札していく。
 そんな中、魔王の炒飯を作る際に使用された「炎焼刀」(通称:炒飯刀)が出品されると、「魔王様に関わりの深い代物を有象無象に渡せません!」とリオが参戦。魔王軍一番隊隊長・ジャスパーや、司会をしていたマシューと四つ巴の戦いとなり、会場は異様な熱気に包まれる。実は炒飯刀には、周囲の精神に熱を及ぼす裏能力があった! 1億円を超える超高値になっても誰一人諦める気配がない中、ノドがかわいたヴィルシュが「冷笑水」を飲むと周囲の必死さがダサく感じられるように。冷静さを取り戻したヴィルシュは、リオたちにも「冷笑水」を飲ませ、皆を正気に戻す。
 ヴィルシュの無駄な爆買いが結果として人々を救う――!!

キャラクター紹介
  • ヴィルシュ
    魔王の側近。サボり魔。
  • リオ
    魔王の側近。真面目で若手のホープ。
  • 魔王
    超強面な魔王城のトップ。