魔王城サイドウェイ 原作:清水コウセイ 漫画:鵜飼 樹

前回までのあらすじ

ストーリー

 魔王の側近に抜擢されたサボり魔のヴィルシュと真面目なリオ。魔界に聳える摩天楼「魔王城」を舞台に、魔王の居ぬ間に側近たちが繰り広げる雑談ギャグコメディ開幕!!!!!!


<第29話>
ヴィルシュ「マジおいしー!」
リオ「がっつかない」
 魔王様の会食で提供されるメニューの試食に呼ばれたヴィルシュとリオ。魔王様が最も信頼を置く料理長・ルカが作る料理はどれも絶品! 悲劇がトリガーとなり新メニューを閃く体質だと豪語するルカは先月も交通事故に遭い、愛車が突如炎上&海に沈没する悲劇に見舞われるが、新メニューが閃いたことは“幸福な偶然”と話す。ルカの狂人ぶりにヴィルシュ達が驚いていると、先月の事故が副料理長・フランソワの仕業だったと判明する。料理長の座を狙う仲間の裏切りにショックを受けるルカ。しかし、大きな悲劇に見舞われたことで過去最高傑作メニューが爆誕! いかなる悲劇も料理の糧とする恐るべき料理人魂…!!


<第30話>
ヴィルシュ「リオ君は恐いねぇ~ 大丈夫一緒に応接間まで行くよぉ~」
ネリ「あ ありがとうございますぅ~」
リオ「貴様らは魔界の産廃だ」
 側近二人の支えで、ブラック企業から魔王城に転職したネリ。出勤初日、初仕事は来客を応接間に案内すること。簡単な業務のはずだが、彼女の前に現れたのは人ならざるもの――ケルベロス! ピンチに陥ったネリはヴィルシュとリオの幻覚を召喚。心強い二人(幻覚)とケルベロスと応接間を目指す。しかし、ネリは応接間がどこにあるか分からなかった! リオ(幻覚)に激しく罵られながら、なんとか応接間に到着。そこで待っていたのは実物のヴィルシュとリオ。リオ(実物)から遅れたことを注意されるが、散々幻覚のリオに罵られたネリにとって、実物は思いのほか優しく感じられ…。リオの株、勝手にアップ――!!


<第31話>
ノア「グァァ!!」
リオ「どうしました!?」
ノア「精神(こころ)が焼けて…!!」
 引きこもりの監視員・ノアにジャンプを届ける代わりに、ヴィルシュのサボリスポットを教えてもらっているリオ。いつものようにジャンプを届けに行くと、ノアは宅配業者・揶魔都が配達に来ると怯えていた。ノア曰く、誰にでも明るい揶魔都は“陰の極み”である自分とは対極の“陽を越えた存在”…もはや“太陽”らしい。「会えば焼け死ぬ」と断言するノアは配達を阻止すべく入口を施錠するが、ヴィルシュの誘導で揶魔都がモニタールームに到着してしまう! あわや焼死か!? と思われた瞬間、揶魔都の太陽さながらの接客はノアをも絆すことに成功。一件落着、のはずがノアにとってヴィルシュは勝手に揶魔都を連れてきた憎き“陽”。リオに新たなサボリスポットを暴露される罰が下る――!!

キャラクター紹介
  • ヴィルシュ
    魔王の側近。サボり魔。
  • リオ
    魔王の側近。真面目で若手のホープ。
  • 魔王
    超強面な魔王城のトップ。