魔王の側近に抜擢されたサボり魔のヴィルシュと真面目なリオ。魔界に聳える摩天楼「魔王城」を舞台に、魔王の居ぬ間に側近たちが繰り広げる雑談ギャグコメディ開幕!!!!!!
<第17話>」
ヴィルシュ「定時越えの鍛錬て! オレの側近道に反するんだけど~!」
リオ「カスの側近道…」
月に1回行われる魔王軍一番隊の鍛錬に参加したヴィルシュとリオ。稽古が終わり、早く帰りたいヴィルシュだが、隊長のジャスパーに引き止められ「俺って隊員に慕われてねぇよな?」と詰め寄られる。ジャスパーによると、最強の自分は恐れられるべき存在なのに、厳しい稽古中も隊員たちから温かい目で見られている気がすると言う。実は、家が貧しく自己流で学んだジャスパーの剣術は魔界で最も主流な流派とほぼ同じ! そのため自力で主流派にたどり着いた彼に隊員たちは親しみと尊敬の念を抱いていたのだ。さらに、隊員から「隊長っていうか兄貴って思ってるっていうか…(笑)」と手紙をもらう始末。自称〝最強〟で〝孤高〟の男は、愛されキャラだった…!!
<第18話>
リオ「あそこの壁に隠し刀があるので それでお願いします。ヴィルシュさんはそのあと誰かにハネてもらってください」
ヴィルシュ「嫌なんだけど!! なにサラッと言ってんの!?」
大昔、魔王城の一般開放日にくしゃみをした側近がクビをはねられたという――。一般開放日当日、嫌な噂話を聞いたヴィルシュ。本来なら玉座の横で動いてはならないのに、玉座の裏でサボっているところを子供に見つかってしまう! 皆にバラされ首をハネられたくないヴィルシュは子供を手懐けようとするが失敗し、リオに助けを求める。しかし、リオは助けるどころか笑みを浮かべていた! 死を免れるため、とっさに服を脱ぎ一般人のフリをするヴィルシュ。さらにリオを巻き込もうと、子供を玉座に座らせる蛮行に出る。そんなヴィルシュの思惑通り、リオは動いてしまう。すると、真面目なリオはルールを破った者は死ぬべき、首をハネろとヴィルシュに迫り、再びヴィルシュに死の危機が! だが、すんでのところで「クビをはねる=解雇の比喩」と判明し、二人揃って死の危機回避――!!