怪物事変 藍本 松

TVアニメ化決定記念スペシャルPV
  • 前回までのあらすじ

    ストーリー

     古来よりこの世に潜み、人に見つからないように人と関わり合って生きる〝怪物″(けもの)。しかし現代では人と必要以上に深く関わろうとする…例えば子供を作ろうとするケースが多数報告されるようになった。そんななか、血を持たぬ鬼〝屍鬼″(クーラー)と人間の間に生まれた少年、夏羽。少年は化狸の隠神と出会い、不可思議な運命に誘われていく…。


     「頼豪篭絡戦」を実行するために東京に向かった織・赤城・環。赤城に恨みを持つ環が同行するにあたって、急遽赤城の代わりに作戦の隊長になった織は、ツナマヨ経由で頼電に協力を頼むことに。協力内容は“要注意人物の一人である頼電が神奈川県で爆破テロを起こす”というもので、交通大臣の頼豪をその失態で強請(ゆす)って協力させる狙いがあった。


     作戦通り爆破テロが起こると、飯生の粛清を恐れて狼狽する頼豪に近づいた織たち。赤城の力で爆破テロをなかったことにする代わりに夏羽と隠神を捜させようとするが、逆に頼豪にだまし討ちをくらってしまう。鼠の怪物である頼豪によって織と環は疫病に侵されピンチに。しかし真物(まもの)である赤城に毒は効かず、逃げる頼豪を追い詰め――!?

    キャラクター紹介
    • 夏羽
      (かばね)
      屍鬼と人間の間に生まれた半妖の子。母の妹のところに預けられ、泥田坊と呼ばれていた。
    • 隠神 鼓八千
      (いぬがみ こはち)
      隠神怪物相談事務所でオカルト専門の探偵をしている。その正体は怪物である化狸。

    • (シキ)
      蜘蛛(アラクネ)を母にもつ半妖の子。隠神のもとで暮らしている。

    • (アキラ)
      100年に一度しか生まれない雪男子(ユキオノコ)という怪物。双子の兄を捜すため隠神のもとで暮らしている。
    • 飯生 妖子
      (いなり ようこ)
      警視庁で警視を務めていた狐の怪物。警察に権力を持ち、隠神と協力関係にあった。日本の中枢を乗っ取り、総理大臣になる。

    • (こん)
      狐の少女。飯生を盲目的に慕っていたが、決別し、夏羽と行動を共にすることに。
    • ミハイ
      吸血鬼(ヴァンパイア)。隠神探偵事務所の情報機器を担当している。オンラインゲームにハマっている。
    • 野火丸
      (のびまる)
      紺の後に、飯生に仕えることになった狐。耳も尾も消せない下の下の狐なので普段はヘッドフォンなどで隠している。夏羽によく話しかけてくるがその目的は…?
    • 蓼丸 綾
      (たでまる アヤ)
      “金の糸”を生み出す実験の過程で生まれた織の妹。治癒する糸を生み出す力を持っている。

    • (ゆい)
      100年に一度しか生まれない雪男子(ユキオノコ)という怪物。晶の双子の兄。
    • 伊予
      (いよ)
      四国狸の頭領。「一度見たものにそっくりそのまま変化できる」特技をもつ。
    • 全吉
      (ぜんきち)
      伊予の従者の狸。常に伊予の側にいて彼女のフォローをする苦労人。隠神に憧れている。
    • 赤城
      (あかぎ)
      飯生の部下の狐で幻に特化した能力を持つ。潔癖症でティッシュがないと能力を使えない。
    • 花楓
      (かえで)
      飯生の部下の狐で炎に特化した能力を持つ。腕と鼻と肉体が自慢だが馬鹿。
    • 梅太郎
      (うめたろう)
      飯生の部下の狐で、時の流れを惑わせる幻“遅感ガス”を操る。お金と女性にだらしない一面をもつ。

    • (ひなた)
      飯生の部下の狐で、小柄な体躯にも拘わらず力持ち。炉薔薇とつき合っている。
    • 炉薔薇
      (ろばら)
      飯生の部下の狐で、バラけた身体をくっつける技を持つ。陽とつき合っている。
    • 綱万代
      (ツナマヨ)
      怪物を調査する人間の組織『ゲンジ』のメンバーで、公安のハッカー。
    • 源頼電
      (みなもとらいでん)
      正義感の強い『ゲンジ』のリーダー。姉の鳴(めい)の死をめぐって、隠神に因縁がある。
    • 卜部季久
      (うらべすえひさ)
      『ゲンジ』のメンバー。元自衛隊員で、別れた妻と娘が住む東京を護るためにゲンジに入る。
    • 小紅羅
      (さくら)
      京狐の里出身の狐。貴族階級で里長の一人娘。自由に生きるために友人の椿妃と里を出て、飯生の部下になる。
    • 椿妃
      (つばき)
      京狐の里出身の狐。庶民階級故に差別されて生きてきた。里に強い恨みを持ち、飯生の部下になった後も里に復讐心を抱いている。
    • むくろ
      怪物の結石の融合後、夏羽が目覚めた先で出会った屍鬼。アラブでは“グール”アフリカでは“ゲデ”日本では“骸(むくろ)”と呼ばれていた。