怪物事変 藍本 松

お知らせ

ジャンプSQ.8月特大号『怪物事変』センターカラーで募集させて頂きました「残暑お見舞いプレゼント」ですが、「応募のきまり」の記載が抜けてしまいました。読者の皆様にはお詫び申し上げます。応募のきまりはこちらです。

前回までのあらすじ

ストーリー

 古来よりこの世に潜み、人に見つからないように人と関わり合って生きる〝怪物″(けもの)。しかし現代では人と必要以上に深く関わろうとする…例えば子供を作ろうとするケースが多数報告されるようになった。そんななか、血を持たぬ鬼〝屍鬼″(クーラー)と人間の間に生まれた少年、夏羽。


 少年は化狸の隠神と出会い、不可思議な運命に誘われていく…。


 四国狸の頭領・太三郎に一撃で殺されてしまった夏羽。「幻結石」を手に入れるため、立て続けに挑むがあっけなく殺されてしまう。そこで太三郎から「一日一回死ぬまでは何度石を奪いにきてもよい」と条件を出され、このままでは勝てないと悟った夏羽はやったことのない鍛錬の仕方を模索するが、なかなか効果的な方法が見つからない。一方隠神は、太三郎と”屍鬼”について話し合う。血液の代わりに体を炎が巡っている”屍鬼”は、繁殖ではなくその炎を分け与えることによって同胞を増やす。 ”屍鬼”と人間の半妖の存在がありえないことから、隠神はますます夏羽の出生に興味をもって…。


 東京に残った織は最近の事件で全く役に立てなかったことを悔い、強くなるためミハイに土下座で教えを乞う。ミハイの大好きな”土下座”をしたことが功を奏し、織はミハイお手製のVRゲームで夏羽の両親を捜す手伝いをするためにも特訓を始めて――。


 四国に来て一週間、太三郎の初撃を見切ることができず毎日すぐに死んでしまう夏羽。八方塞がりの状況に現れた伊予の『一度見たものをそっくり真似ることができる』特技で、太三郎の技のように吹き飛ばされてしまう。ようやく効果的な鍛錬の方法を見つけた夏羽は、伊予と鍛錬するようになって…!?


キャラクター紹介
  • 夏羽
    (かばね)
    屍鬼と人間の間に生まれた半妖の子。母の妹のところに預けられ、泥田坊と呼ばれていた。
  • 隠神 鼓八千
    (いぬがみ こはち)
    隠神怪物相談事務所でオカルト専門の探偵をしている。その正体は怪物である化狸。

  • (シキ)
    蜘蛛(アラクネ)を母にもつ半妖の子。隠神のもとで暮らしている。

  • (アキラ)
    100年に一度しか生まれない雪男子(ユキオノコ)という怪物。双子の兄を捜すため隠神のもとで暮らしている。
  • 飯生 妖子
    (いなり ようこ)
    警視庁で警視を務める狐の怪物。警察に権力を持ち、隠神と協力関係にある。

  • (こん)
    飯生を母のように思う狐の少女。飯生を盲目的に慕っている。
  • ミハイ
    吸血鬼(ヴァンパイア)。隠神探偵事務所の情報機器を担当している。オンラインゲームにハマっている。
  • 野火丸
    (のびまる)
    紺の後に、飯生に仕えることになった狐。耳も尾も消せない下の下の狐なので普段はヘッドフォンなどで隠している。夏羽によく話しかけてくるがその目的は…?
  • 蓼丸 綾
    (たでまる アヤ)
    “金の糸”を生み出す実験の過程で生まれた織の妹。治癒する糸を生み出す力を持っている。

  • (ゆい)
    100年に一度しか生まれない雪男子(ユキオノコ)という怪物。晶の双子の兄。