茜部先生は照れ知らず 多治見尚哉

JC4巻発売記念PV
  • 前回までのあらすじ

    ストーリー

     憧れの漫画家・茜部(あかなべ)アキラのアシスタントになった漫画家志望の崎枝(さきえだ)コウキ。茜部は崎枝の描いた絵を一切の照れもなく真面目な顔で、ストレートに褒めまくり始める。そんな中、まさかの茜部からの告白により、二人は恋人同士になるが、彼女からの褒め攻撃は加速する。照れて仕事が捗らないと訴える崎枝に、なるべく崎枝を照れさせない褒め方を覚えることを初めての「恋人のために頑張る」ことだと、ワクワクする茜部だったが…?


     打ち合わせ中に各務(かかみ)から趣味を訊かれ、崎枝を愛でることと答えた茜部。すると、各務から依存しすぎると彼氏に引かれると言われてしまう。
     崎枝に依存しない趣味を作ろうとしている話を八百(やお)にしたところ、推し活を勧められる茜部。どのキャラクターよりも崎枝が好きなため、彼を推せばいいことに気づき、『紅の魔女』で崎枝をモデルにしたキャラクターのぬいぐるみを愛でることに。
     自分への気持ちをぬいぐるみに肩代わりさせる必要はないと思った崎枝は茜部に――!?


     自宅で姉が騒がしくしているため、勉強をしに外に飛び出した白川(しらかわ)。風が強く寒い中、公園で勉強をすることに。そこに犬の散歩の休憩をしにきた鷺山(さぎやま)が偶然現れる。
     カチューシャを取って前髪を下ろしていたため、どこの美人に逆ナンされたかと思ったとふいに言われ、お互いに照れてしまう。
     崎枝の家は公園から5キロも離れており、今回はたまたま会えた二人だが…?


     テレビでオシドリ夫婦の秘訣としてキスが大事と知った茜部は、母にキスの上達法を訊くことに。戸惑う母だが、頼ってくれた娘のため、さくらんぼのへたを口の中で結べるとキスがうまいと言われていることを伝えて二人で挑戦することに。
     苦戦する母に対し、すぐに成功する茜部。娘の力になるため、キスやスキンシップにはテクニックだけではなく、一緒に幸せになると気持ちを込めることが何よりも大切だと伝える。
     母からの教えを受けた茜部は、崎枝に実践して――?

    キャラクター紹介
    • 茜部 アキラ
      (あかなべ あきら)
      漫画『紅の魔女』の作者。アシスタントである崎枝を照れることなく褒めちぎる。茜部の告白により、崎枝と交際を始める。
    • 崎枝 コウキ
      (さきえだ こうき)
      憧れの漫画家・茜部の漫画アシスタント。アシスタントになる前から、茜部の作品である『紅の魔女』の大ファン。茜部からの褒め殺しに翻弄される。
    • 八百 桜
      (やお さくら)
      漫画『初恋は東京』の作者。茜部の大学時代からの親友。関西弁。友人想いではあるが感情豊かで極端な性格。恋愛に関してかなり初心。
    • 各務 はるか
      (かかみ はるか)
      茜部の担当編集者。明るく元気な性格だが、連絡ミスが多く少し雑なところも。彼氏はできたことがない。
    • 茜部 さや
      (あかなべ さや)
      茜部の妹。大学1年生。素直でまっすぐな性格。一度運動のスイッチが入ると満足するまで家に帰らないほどの運動好き。
    • エナ
      (えな)
      崎枝と仲良い家族の子。6歳にしては、しっかりしていておませな少女。自分が崎枝の一番の女と思っていたため、茜部をライバル視している。
    • 白川 ななみ
      (しらかわ ななみ)
      進学校に通うクラスの委員長。何事にも真面目に取り組む性格。喫茶店で茜部と知り合いに。同じクラスの鷺山のことが好き。
    • 鷺山 タイジュ
      (さぎやま たいじゅ)
      明るく元気な性格。捨て犬を保護した際に崎枝と知り合う。白川とはたまに勉強を教わる関係。白川のことが好き。