推しをカタチにする仕事 安藤狂太郎

前回までのあらすじ

ストーリー

アニメや漫画のファンに向けた、コラボ商品やキャラクターグッズを企画、制作する会社スマイルーク。そこの営業企画課の度越(どこし)は、入社2ヵ月の新人・津家(つけ)を指導することに。


 スマホのリズムゲーム『ダウナー学園』のグッズ案を版権元にプレゼンした際に「ダサすぎる」という理由で企画を拒否された度越。
 ファンに多い20~34歳の女性であるF1層の代表として津家の意見も聞くが、クセの強い案を出されたため、度越は過去資料のファッションを参考にすることに。
 「かっこいい服」に対してゲシュタルト崩壊し何が正解か分からなくなった度越に、桐花が気合いでグッズのファッションをチェックし、全てにツッコミを入れおしゃれな服を着ているイメージ画像を作成した。桐花の画像を使用し、改めて版権元に提案すると企画は無事進んだが、前の案の何がダメだったのか未だに理解できていない度越であった…。

キャラクター紹介
  • 度越 大好
    (どこし だいき)
    グッズ制作会社・スマイルーク 営業企画課の3年目社員。津家の指導係。自分が企画したコラボグッズで笑顔になる作品ファンを見て喜びを感じている。
  • 津家 若葉
    (つけ わかば)
    入社2か月の新入社員。度越に対して敬意はないので、言動が意外と辛辣。作品への愛が深い分、企画案も癖が強い暴走列車。
  • 押切 康
    (おしきり やすし)
    デザイン部チーフ。気弱で優しい性格。作品への解像度が高く、すぐ形作る速さと柔軟性を併せ持つ仕事人。
  • 花鳥 取次
    (かちょう とりつぐ)
    営業企画課の課長であり、度越たちの上司。どんなお願いにも基本全部「いいよ」で返すイエスマン。適当に見えて、度越たちそれぞれを上手くコントロールしている。
  • 桐花 絵令
    (きりか えれい)
    企画生産部で度越の同期。社内では、お嬢様キャラになりきって独特な口調で話すが、一歩会社の外に出ると普通に戻る。