ラビットチェイサー YOHAN

前回までのあらすじ

ストーリー

 父の記憶もなく、母も5歳で失踪し、育ての親である祖母は意識不明で入院中の孤独な少年・伏代蓮(ふしろれん)。16歳の誕生日に、突如バニーガール姿の酔った女性が家に乱入してきた。しかも彼女・ウサラはウサギ(ピヨラ)星人で、ウサギ星人は12の異星の獣人種が行き交うこの地球で、滞在許可から秘密保持までほかの異星人の管理すべてを任されているのだという。
 蓮は地球人と宇宙人の混種児(ミックス)で、16歳を迎えたら地球外に出なければならないと通告される。しかし蓮にその自覚はまったくなく、なんの能力も受け継いでいる様子もないので、この決定は覆ることはないと言われてしまう。そんな中、ウサラの持つ送還装置が破壊され、中から他人の悪夢を力とする犯罪宇宙人のヘビ(パウバ)星人が脱走。蓮は「心の奥に封じた忌まわしい記憶」を思い出させられ気を失ってしまう。


 目を覚ました蓮。ウサラはヘビ星人を追い、姿を消していたので、ウサラの同僚のエリーに、地球外に送還される前に祖母に会いたいと願い出て、許可される。意識のない祖母に別れの言葉をかける中、病人たちの悪夢を狙ったヘビ星人が逃げ込んできた。祖母に狙いを定めたヘビ星人に立ち向かう蓮だったが、悪夢の世界に放り込まれてしまう。しかし、直後に寿命が尽きた祖母の精神が霊魂となって悪夢に割り込み、その愛情が悪夢を打ち破る――。
 ウサラが駆けつけるが、悪夢を食べて強化されたヘビ星人を前に苦境へ立たされる。すると蓮が、祖母から受けた愛を力と変え覚悟を決めた瞬間、彼の身体は異星の血が覚醒しオオカミ(ネウラ)星人の姿に変身。地球に存在すること自体が禁じられた危険種とされる所以であるその圧倒的なパワーで、蓮はヘビ星人を粉砕する。
 この一戦で力を示す形となった蓮に、ウサラは地球外追放以外のもうひとつの選択肢として「パートナーにならない?」と提案して…!?

キャラクター紹介
  • 伏代蓮
    (ふしろれん)
    16歳。地球人と、地球に存在すること自体が禁止されている危険種・オオカミ(ネウラ)星人との混種児(ミックス)。舌を出す癖がある。
  • ウサラ
    ウサギ(ピヨラ)星人。異形処理班(アウター)で、問題を起こした異星人を地球外に追放している。