ボクとキミの二重探偵 原作/辺天使 漫画/津田穂波

前回までのあらすじ

ストーリー

 僕徒レオ、通称「ボクちゃん」は気弱で一人ぼっちの高校2年生。そんな彼の隣の席に座っていたのは、君乃ミキという居眠りばかりしている女子生徒だった。


 ある日、君乃と僕徒は校内で発生した殺人事件を二人で解決する。君乃の推理力が事件解決へ大きく寄与したのだが、随所で僕徒の事件の謎に迫る行動が見られ、君乃はそれを不可解だと言い出した。その後も二人で数件の事件を解決しながら、君乃は僕徒の裏表のない性格に触れていく。そうして今まで僕徒に向けていた疑いの目を謝罪することとなったが…。


 しかし、実はこの僕徒の「ボク」という心優しい人格は表向きのもので、裏には「オレ」という、人の本性を暴くことに酷い快感を覚える悪辣な素顔が隠されており…!?


 互いが互いを探り合う僕徒と君乃のデートがスタート。お互いの行きたい所を提案し、その提案された場所に偏見を持たず拒否もしないという案を君乃から出され…。


 映画を選択した「ボク」の人格の裏で君乃を観察する「オレ」の人格が、どうすれば君乃の正体を暴くことができるのか思案する内に舞台はボウリングへと移った。昼食を賭けて戦うのだが、ガーターを連発する僕徒を君乃が圧倒し勝利をほぼ確実にする。しかし、僕徒のラスト1投の直前、1ピンでも倒せば僕徒の勝ちにしてもいいと君乃から挑発を受け、僕徒は危うく本性を出してしまいそうになる。ここで、なんとかボールはガーターへ流れ、事なきを得るが、僕徒は君乃の本質を突く言葉に警戒をさらに強めることとなった。


 場所をレストランへ移した二人。僕徒は互いに食事をシェアすることを提案し、トマトソース料理を注文した。拒否はできない君乃だが、君乃がもし「ミキ」ではなく「ヒタリ」であればトマトは吐くほど苦手だそうで…。


 一方、怪しい人影が二人に近づいていており!?  

キャラクター紹介
  • 僕徒レオ
    (ぼくと れお)
    ヘタレな「ボク」の顔を隠れ蓑に、「オレ」という素顔を持つ二重人格の少年。君乃を危険視している。
  • 君乃ミキ
    (きみの みき)
    探求心と行動力が強く、僕徒に興味を抱く少女。双子の妹が事故死しているというが…?
  • 一ノ瀬ユリ
    (いちのせ ゆり)
    選抜クラスの中心人物。君乃の起こした事件の真相を知りたがっている。