ボクとキミの二重探偵 原作/辺天使 漫画/津田穂波

前回までのあらすじ

ストーリー

 僕徒レオ、通称「ボクちゃん」は気弱で一人ぼっちの高校2年生。そんな彼の隣の席に座っていたのは、君乃ミキという居眠りばかりしている女子生徒だった。


 ある日、僕徒のクラスメイトの姫川が美術部顧問の栗林に殺害されてしまう…。この事件に興味を持った君乃は僕徒と共に美術室へ向かい事件の真相解明を目指すという。鋭い推理を披露し、栗林を追い詰める君乃。しかし、もう一歩のところで解決には至らなかった…。ところが、僕徒の偶然の働きで遺体を発見。事件は無事解決となった。


 そして、君乃は僕徒の事件中の「解」に近づく行動を「不可解」だと言い、その「不可解」を解き明かすと宣言し――!?


 君乃から逃げる僕徒は、廊下で五十嵐なのはと衝突してしまう。五十嵐は酷く急いでいる様子で、僕徒に一声かけて立ち去った。そして僕徒は、いつも通り君乃に捕まるのだった…。


 学食に連れていかれた僕徒。君乃は30食限定のパンケーキが食べたかったらしく、2人で食事をしていると、どこからか怒声が聞こえてきた。怒られているのは廊下でぶつかった五十嵐のよう。パンケーキを買えず、さらに5人のグループなのに確保した場所も4人掛けの席とのこと。自分がぶつかり遅れたせいだと思った僕徒が止めに入るのだが、グループのリーダーである一ノ瀬ユリは僕徒を無視し、君乃の方へ。だが君乃は興味なさげに寝ており、その場にいた三峰サクラに水をかけられる始末であった。以前、君乃は同じ選抜クラスにいたようで、去り際に「人殺し女が」という言葉も聞こえ…。


 僕徒・君乃・五十嵐の3人になったところで、君乃は五十嵐にコップに何の毒を入れたか尋ね始めた。自分達より先に学食に行ったのにパンケーキを手にできなかったのは、席を仕組み一ノ瀬に毒を盛るためではないかと言う。推理は当たっていたが、入っていたのはタバスコ。事件にはならないはずだが、4人掛け席に座っていた二階堂が突然倒れ…!?  

キャラクター紹介
  • 僕徒レオ
    一見、頼りないヘタレだが、観察眼と謎解きの勘に優れている。
  • 君乃ミキ
    常に眠たげな少女。しかし不可解なことへの探求心と行動力は人一倍強い。