ボクとキミの二重探偵 原作/辺天使 漫画/津田穂波

前回までのあらすじ

ストーリー

 僕徒レオ、通称「ボクちゃん」は気弱で一人ぼっちの高校2年生。そんな彼の隣の席に座っていたのは、君乃ミキという居眠りばかりしている女子生徒だった。


 ある日、君乃と僕徒は校内で発生した殺人事件を二人で解決する。君乃の推理力が事件解決へ大きく寄与したのだが、随所で僕徒の事件の謎に迫る行動が見られ、君乃はそれを不可解だと言い出した。その後も二人で数件の事件を解決しながら、君乃は僕徒の裏表のない性格に触れていく。そうして今まで僕徒に向けていた疑いの目を謝罪することとなったが…。


 しかし、実はこの僕徒の「ボク」という心優しい人格は表向きのもので、裏には「オレ」という、人の本性を暴くことに酷い快感を覚える悪辣な素顔が隠されており…!?


 一ノ瀬の口と手を抑え、下衆な指導を迫る久瀬原。一ノ瀬が「君乃に対して謂れのない誹謗中傷をしていた」と上に報告することもできると脅すのだが、一ノ瀬は抵抗し…。


 君乃の情報を探ろうと画策していた僕徒だが、久瀬原の暴走により計画に支障が出てしまう。そこで、別の教員が久瀬原の下へ向かうよう仕向けた。しかし、教員は久瀬原の言い訳に騙され、生徒指導室に入ることなくその場を去ってしまう。と、ここで新たに生徒指導室の扉をノックする音が現れる。その音の主は僕徒の誘導により、この場に近づいていた君乃であった。久瀬原に質問をぶつける君乃は不自然な点を次々と看破。そして、会話の中から女子生徒が久瀬原に襲われていることを察知し、なんと扉を蹴破って中へ入ることに成功した。状況を確認した君乃が久瀬原を問い詰めると取引を持ち掛けられ…?


 盗聴で状況を探る僕徒だが、聞こえてきたのは久瀬原の悲鳴であった。どうやら下衆な持ち掛けをした久瀬原に、君乃が激昂しているようで…!?  

キャラクター紹介
  • 僕徒レオ
    (ぼくと れお)
    ヘタレな「ボク」の顔を隠れ蓑に、「オレ」という素顔を持つ二重人格の少年。君乃を危険視している。
  • 君乃ミキ
    (きみの みき)
    常に眠たげな少女。不可解なことへの探求心と行動力が強く、僕徒にも興味を抱いている。
  • 一ノ瀬ユリ
    (いちのせ ゆり)
    選抜クラスの中心人物。君乃の起こした事件の真相を知りたがっている。