ボクとキミの二重探偵 原作/辺天使 漫画/津田穂波

前回までのあらすじ

ストーリー

 僕徒レオ、通称「ボク」は気弱で一人ぼっちの高校2年生。ある日、君乃ミキという女子生徒と殺人事件を解決。彼女の推理力が大きく寄与したのだが、随所で見られたレオの真実に迫る行動をミキが不可解だと言い出す。その後も二人で数件の事件を解決しレオの裏表のない性格に触れたミキは、今まで向けていた疑いの目を謝罪。しかし実はレオの「ボク」という人格の裏には「オレ」という、人の本性を暴くことに快感を覚える悪辣な素顔が隠されており…!?


 君乃ミキの正体が「ミキ」なのか死んだはずの「ヒタリ」なのか、確かめようと考えていたオレ。しかし彼女からスタンガンを突きつけられ気絶、目を覚ますと一歩動いたら屋上から落ちてしまう危機的状況にあって――。


 ボクの仮面を被りミキが突きつける「僕徒レオが二重人格である」という推測を否定し続けるも、ボクが生まれたトラウマを刺激され、隠していた「オレ」の表情が出てしまうオレ。ミキに「ボクの小学生のように幼い言動」「今のオレの行動原理はトラウマに対する復讐ではないか」「ボクこそが本当に送りたかった子供時代の投影ではないか」と次々と指摘され、思わず刃物を握りしめ彼女を押し倒す。体勢的には逆転するもミキの上にそのまま倒れこみ「ボクを作ることは自分で決めた」と呟きながら、自分を晒されることに怯えるオレ。そんな彼にミキは妹・ヒタリを殺した犯人を探るためにオレの持つ悪魔の知恵を貸してほしいと契約を持ち掛ける。ここに契りは結ばれて――。

キャラクター紹介
  • 僕徒レオ
    (ぼくと れお)
    ヘタレな「ボク」の顔を隠れ蓑に、「オレ」という素顔を持つ二重人格の少年。君乃を危険視している。
  • 君乃ミキ
    (きみの みき)
    探求心と行動力が強く、僕徒に興味を抱く少女。双子の妹が事故死しているというが…?
  • 一ノ瀬ユリ
    (いちのせ ゆり)
    選抜クラスの中心人物。君乃の起こした事件の真相を知りたがっている。
  • 君乃ヒタリ
    (きみの ヒタリ)
    ミキの双子の妹、彼女と正反対で明るく社交的な性格。事故死したと思われていたが…?