堕天使論 くろは

前回までのあらすじ

ストーリー

 空から落ちてきた謎の少女・ミミエルを拾った高校生のレン。人の愛し方がわからなかったせいで天使の資格を剥奪され、肉体を得て堕天した片翼の天使だと言う。レンはミミエルが愛を知り再び天界に戻るまでの間、同居生活を始める。


 メイと幼い頃から家族のように過ごしてきたレン。ずっと変わらない関係だと思っていたが、ルカから「メイのことどう思ってるの?」と聞かれ、どう答えたら良いかわからず、戸惑ってしまう。
 レンは丸一日かけてメイとの関係を改めて考えていくが、逆に何故ルカから関係を気にされているのか疑問を感じ始める。それでも頑張って導き出した答えをルカに報告するが、家族の中でも“従兄弟くらい”の関係で落ちつき…。


 クラスメイトから貰った水着を披露してきたミミエルに、プールや海に行きたいと頼まれるレン。インドア派なため即却下するが、譲ってくれた子のためにも水着の役目を果たしたいと言われてしまう。そこでレンは家のお風呂に水を張り、水着を着て一緒に入ることに。水遊びに大はしゃぎするミミエルから、メイとお風呂に入った時に教えてもらったという、手を組むことで神へ祈る形になる水鉄砲で“洗礼”を受けて…。

キャラクター紹介
  • 首藤レン(すどう レン)
    両親が海外で共働きをしているため、高校生ながら一人暮らしをしている。
  • ミミエル
    人の愛し方がわからず、むしろ人を見下していたために地上に堕とされた片翼のポンコツ天使。
  • 綿谷メイ(わたや メイ)
    レンの幼馴染。幼い頃からレンに恋心を抱いている。
  • 茅木メル(かやき メル)
    メイの友人で、ミミエルのクラスメイト。明るくフレンドリーな性格。
  • 菅野ルカ(かんの ルカ)
    メイの友人で、ミミエルのクラスメイト。 クールな印象だが、友達想いの優しい性格。
  • 江口千尋(えぐち ちひろ)
    ミミエルのクラスで委員長を務める。地味な見た目とは裏腹に、過激な趣味を持っている。