こじらせ百鬼ドマイナー 南郷晃太

前回までのあらすじ

ストーリー

 東京から四国へ引っ越してきた渡海隼人が転校することになったのは妖怪の通う妖怪学校だった! クラスメイトは世間では知名度の低い四国のマイナー妖怪達。それ故に彼らは多種多様な方向でマイナーをこじらせていて…!?


 急激な寒波襲来で衣替えの季節がやって来た魍魎分校。相模と首野は、登校してくるクラスメイトの冬の装いをいかに上手く褒められるかを競うゲームを始める。飴宮は勝った人が渡海の罰ゲームを決めるというルールを聞き、勝負に参加することに。渡海の為に罰ゲームを無くそうと意気込む飴宮だったが、口下手なせいで全くポイントを稼げない。未だ0点のまま、次こそスピード勝負! とターゲットを見た瞬間頭に思い浮かんだワードを即答しようと決意する。そこに登校してきたのは渡海で…飴宮は咄嗟に「かっこいい…!」とシンプル過ぎる本音が出てしまう。焦る飴宮は真っ赤になるが、教室には暖かい空気が流れ…。


 

 渡海の誕生日に各自でプレゼントを用意することにした飴宮たち。飴宮は友達への初めての誕プレに悩み過ぎて、頭が爆発寸前。渡海の誕生日当日、皆の個性豊かなプレゼントの中で、飴宮があげたのは文具だった。渡海は皆からのプレゼントを喜んでくれたが、何やらソワソワする飴宮。帰り道、二人きりになったところで飴宮は決心したように渡海にもう一つのプレゼントを渡す。それは中に渡海の好きないちごあめが入った手作りの巾着だった。「口をとじてしまえば、中の秘密は自分のものにしちゃえる巾着が一番のプレゼントかなって思って」と説明する飴宮。喜んでもらえるか不安な飴宮だったが、受け取った渡海はとても嬉しそうで…。  

キャラクター紹介
  • 渡海 隼人
    (とかい はやと)
    どういうわけか妖怪の学校に転校してしまった人間の男の子。都会っ子。
  • 飴宮 初夏
    (あめみや はつか)
    男の人の身体を嘗める癖を持つ徳島のマイナー妖怪・嘗女。過去のトラウマからマイナーをこじらせた秘密主義に。しかし自己情報管理は飴の如く甘く、無意識に舌を滑らせがち。
  • 紅坂 光子
    (こうさか こうこ)
    人間界でのアイドルを夢見る妖怪。土佐三大妖魔のうちの一つ、赤頭(あかがしら)。激しい自己発光により、めちゃくちゃまぶしい。
  • 瀬々良木 碧
    (せせらぎ あおい)
    愛媛県の全身ずぶ濡れ妖怪・濡女子(ぬれおなご)。ひたすら自尊心が低く、自分が近付くとあらゆるものを濡らしてしまうことを気にしている。
  • 相模 次郎
    (さがみ じろう)
    香川の白峯山の天狗。中二病のナルシスト。
  • 首野くん
    (くびのくん)
    人を誘い出し、首を吊らせる妖怪狸の2世。自縄自縛を強要してくる。