こじらせ百鬼ドマイナー 南郷晃太

前回までのあらすじ

ストーリー

 東京から四国へ引っ越してきた渡海隼人が転校することになったのは妖怪の通う妖怪学校だった! クラスメイトは世間では知名度の低い四国のマイナー妖怪達。それ故に彼らは多種多様な方向でマイナーをこじらせていて…!?


 授業中、外で風景画を書いているときに、虫が大の苦手と発覚した渡海くんと飴宮さん。皆で騒いでいるうちに気付くと渡海くんが徳島の奇石オッパショ石の下敷きに。渡海くんを助けるべく、皆は見守り役の飴宮さんを残してそれぞれ助けを呼びに行く。残された虫嫌いの2人だったが、なんと渡海くんの上のオッパショ石に蝉がとまるという危機が訪れる。必死に怖さを紛らわそうとする渡海くんも万策尽き、絶体絶命。それを見た飴宮さんは勇気を振り絞り、身動きができない渡海くんの元から蝉を撃退する! その後渡海くんは無事に救出され、同じ苦手を共有する身として2人はさらに友情を深め…!?


 プール開きで得意の泳ぎを披露する瀬々良木さん。カナヅチの飴宮さんと紅坂さんを相手に水泳教室を開くことに。頼られていることに感動し、意気込む瀬々良木さんだったが、その指導方法は独特でなかなか上手く伝わらない。そうこうしているうちに、皆が瀬々良木さんに教えてもらおうと集まってきて…頼られ慣れていない瀬々良木さんは重圧に倒れてしまう。目を覚ました瀬々良木さんは皆の期待に応えられなかったとネガティブモード。だけど飴宮さんと紅坂さんの「50センチ長く泳げるようになった」「びちょ子はすごいよ!」の声が聞こえて来て…。

キャラクター紹介
  • 渡海 隼人
    (とかい はやと)
    どういうわけか妖怪の学校に転校してしまった人間の男の子。都会っ子。
  • 飴宮 初夏
    (あめみや はつか)
    男の人の身体を嘗める癖を持つ徳島のマイナー妖怪・嘗女。過去のトラウマからマイナーをこじらせた秘密主義に。しかし自己情報管理は飴の如く甘く、無意識に舌を滑らせがち。
  • 紅坂 光子
    (こうさか こうこ)
    人間界でのアイドルを夢見る妖怪。土佐三大妖魔のうちの一つ、赤頭(あかがしら)。激しい自己発光により、めちゃくちゃまぶしい。
  • 瀬々良木 碧
    (せせらぎ あおい)
    愛媛県の全身ずぶ濡れ妖怪・濡女子(ぬれおなご)。ひたすら自尊心が低く、自分が近付くとあらゆるものを濡らしてしまうことを気にしている。
  • 相模 次郎
    (さがみ じろう)
    香川の白峯山の天狗。中二病のナルシスト。
  • 首野くん
    (くびのくん)
    人を誘い出し、首を吊らせる妖怪狸の2世。自縄自縛を強要してくる。