こじらせ百鬼ドマイナー 南郷晃太

前回までのあらすじ

ストーリー

 東京から四国へ引っ越してきた渡海隼人が転校することになったのは妖怪の通う妖怪学校だった! クラスメイトは世間では知名度の低い四国のマイナー妖怪達。それ故に彼らは多種多様な方向でマイナーをこじらせていて…!?


 バレンタインの季節がやってきて、初めての家族以外のチョコに気合いが入る飴宮・紅坂・瀬々良木。当日、色々考えすぎて渡せないと悩んでいた瀬々良木の為に、飴宮と紅坂は自分を見本にアドバイスをすることに。早速、アイドルとしてみんなにやきもちを焼かせない渡し方を披露する紅坂と、ひみつが漏れないように匿名で渡そうとするも相変わらずバレバレな飴宮。2人の個性あふれる渡し方を見て勇気を貰った瀬々良木は、精一杯まっすぐに感謝の気持ちを伝えようと自分らしい方法で渡すことに。すると、そのあまりにまっすぐなスタイルに“結納チョコ”という新ジャンルが死国校に生まれ…!?


 ホワイトデーでどうやってバレンタインのお返しをしようか悩む死国校の男子達。何を返すかよりもどうやって返すかが重要だという話になり、いかにスマートにお返しを渡せるか、緊急マル秘ミーティングを開くことに。それぞれ自分がどう渡すつもりか実践形式で発表し合うことになり、自分のアイデンティティーを重視した個性的な渡し方が次々披露される。しかしあまりにバラエティ豊かな案の数々に、意見は全く纏まらず、最終的に各々勝手にうまくやろうという結論に。ホワイトデー当日、各自の方法でチョコを渡すと、貰った側はみんな大感激。結果的に渡し方の正解は受け手と渡し手によるとわかり…。

キャラクター紹介
  • 渡海 隼人
    (とかい はやと)
    どういうわけか妖怪の学校に転校してしまった人間の男の子。都会っ子。
  • 飴宮 初夏
    (あめみや はつか)
    男の人の身体を嘗める癖を持つ徳島のマイナー妖怪・嘗女。過去のトラウマからマイナーをこじらせた秘密主義に。しかし自己情報管理は飴の如く甘く、無意識に舌を滑らせがち。
  • 紅坂 光子
    (こうさか こうこ)
    人間界でのアイドルを夢見る妖怪。土佐三大妖魔のうちの一つ、赤頭(あかがしら)。激しい自己発光により、めちゃくちゃまぶしい。
  • 瀬々良木 碧
    (せせらぎ あおい)
    愛媛県の全身ずぶ濡れ妖怪・濡女子(ぬれおなご)。ひたすら自尊心が低く、自分が近付くとあらゆるものを濡らしてしまうことを気にしている。
  • 相模 次郎
    (さがみ じろう)
    香川県五色台白峰の天狗。八天狗の1つ相模家の正統な後継者であり、いずれは香川妖怪の頂点に立つ存在。高校を卒業するまでの限られた自由な時間を大切にしている。
  • 首野
    (くびの)
    人を誘い出し、首を吊らせる妖怪狸の2世。自縄自縛を強要してくる。
  • 夜行
    (やぎょう)
    徳島に伝わる首切れ馬にのり夜の道を徘徊する鬼。秩序を愛し、風紀委員として校則違反を厳しく取り締まる。