モナリザマニア ヨシカゲ

前回までのあらすじ

ストーリー

4回目の藝大受験に失敗したカワセミはフリーの画商・メルに出会い、傑出した贋作師としての能力を見出される。メルの目的は盗まれた本物の「モナリザ」で…!? 世界に散らばった6枚の「モナリザ」を巡り、メルとカワセミが本物奪還に挑む!


 集めた3枚の「モナリザ」がカワセミの家に送られてきて1ヶ月、カワセミは不安に思いながらもメルからの連絡を待っていた。一方、コルヴォに捕えられたメルは牢の中でコルヴォの仲間の少女相手に美術の話をする日々…。そんな時、コルヴォが牢を訪れ、日本で行われるフェルメールの展示会に向かうこと、そこにカワセミをおびき出す罠を仕掛けていることを明かす。


 コルヴォが包囲網を張っているとは知らず、フェルメールの幻の名作「合奏」を見ようと展示会にやって来たカワセミ。大勢の客に紛れながら「合奏」が見える位置までくると、1人の少女から「合奏」について問いかけられる。「あの絵は私が描いた」と語る少女はピィカと名乗り、メルからカワセミの話を聞いていたと話す。ピィカがコルヴォの仲間だと気付いたカワセミは混乱の中で瞬時に頭を働かせ、取引を持ち掛けた。カワセミの力に個人的な興味を抱くピィカはカワセミの提案に乗ることに。


 メルの身柄と引き換えに3枚の「モナリザ」を譲る商談を持ち掛けたカワセミ。それを聞いて動揺するメルだったが、いざカワセミがその場に用意した現物のカバーを外すと、「モナリザ」は6枚あった。集めた3枚と、カワセミがこの1か月の間に描いた贋作3枚、計6枚の中からピィカが引き替える3枚を選ぶという条件になっていたのだ。緊迫の商談の場で、カワセミの腕とピィカの眼がぶつかり…!?

キャラクター紹介
  • カワセミ
    藝大受験に4回落ちた貧乏浪人生。卓越した審美眼と模写技術を持ち、メルに贋作師としての才能を見出される。
  • メル・ゴードン
    フリーの画商。元ルーブル美術館学芸員。本物の「モナリザ」をルーブル美術館に売りつけるため、相棒としてカワセミに声をかける。