アニメや漫画のファンに向けた、コラボ商品やキャラクターグッズを企画、制作する会社スマイルーク。そこの営業企画課の度越(どこし)は、入社2ヵ月の新人・津家(つけ)を指導することに。
ある日、度越は目が合っただけで津家にカードバトルを仕掛けられる。冷静に、社則を武器にカードを没収する度越だが、そのカードは津家が当てられなかったカードを自分で作ったハンドメイドカードだった。
というわけで今回は、大きくなったらモンスターになりたい夢を持つ津家プレゼンツ。カードゲーム『マジックギアオーガ』の企画を考えていくお話。
とりあえずカードスリーブ等「カードゲームならでは」のアイテムを提案する度越だが、津家は「普通すぎる」と却下。
津家は度越にも深く理解してもらうべく半ば強引にバトルのテーブルに着かせる。初心者相手にも容赦ない津家のプレイに、少し熱くなる度越だが、その瞬間普段は出社しない課長が登場。
遊んでいると思われると給与査定に響くからと度越は大慌てで広げたカードを隠す。社会人にとってのライフポイントは給与なのだ。止まらない津家は課長に、魔法カード「強制帰宅命令」を見せに行くが、ノリのいい課長はそのカードを無効にするカードを発動し、さらに社則により津家のカードを没収した。
課長が出社した理由は“上”を納得させるため仕方なくであり、課長もまた悲しき会社の使役モンスターだと皮肉る度越。
…そんな流れの中、津家の中で「モンスターになりたい」「みんなモンスター」「手作りのカード」などの今日出た話題が「融合」して、
絵柄の部分が透明になった、カードの枠のみのアクスタ「なんでもカード化アクスタ」が誕生。モンスターカードになりたい望みも叶い、ご満悦の津家であった。