Thisコミュニケーション 六内円栄

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  • 前回までのあらすじ

    ストーリー

     20世紀後半、突如地球に湧いた謎の生命体「イペリット」。人類にとって代わろうとする彼らが地上に充満させた有害なガスにより、人類は滅ぼされてしまった。

     そして時は21世紀。ガスの届かない雪山に、薬物により強化され不死身となった兵士・「ハントレス(女狩人)」を造る極秘の研究施設が存在していた。力に驕る彼女たち6人の前に現れたのは元軍人のデルウハ。力を見せつけハントレスの隊長となったデルウハと超人少女たちとの頭脳戦が始まろうとしていた…。


     神父・吉永にギロチンにかけられ脱出不可能になったデルウハは、切断された腕や足をくっつきやすくするスプレーを、用途が違うものの頼ることにして、一度首を切らせる事を選択。ギロチンの刃がデルウハの首を落とす中、イペリット出現のためデルウハを捜していたハントレス達が駆けつけるも、デルウハの死体を発見し絶望する。
     デルウハを殺した吉永の嬉しそうな様子に激怒したよみだが、ショックのあまりふさぎ込んでしまう。しかし敵はなおも接近中なため、よみを残し5人は迎撃に向かう。


     デルウハのいない中、大砲でイペリットを撃つがうまくいかず焦るハントレス達。そんな時いつかは敵の口の中に人がいるのを発見。救助するが、突如腹が口のように変化し、いつかの上半身が喰らいつかれてしまう。


     一方、ふさぎ込むよみの前に、奇跡的に一命を取り留めたデルウハが現れる。安堵感からか涙が止まらないよみと、復活したデルウハを目の当たりにし狼狽し逃亡する吉永。
     吉永を屋上まで追い詰めたデルウハは、置いてあった大砲の砲口を吉永に押し当て、そのまま吉永ごと砲弾を発射。近寄っていたイペリットに当てて諸共始末した。


     デルウハはハントレス達に自身の戦線復帰を宣告。イペリットへの反撃を開始する!!

    キャラクター紹介
    • デルウハ
      雪山で「よみ」に保護された元軍人。合理的な性格で、指揮官時代は「悪魔」と呼ばれ、隊の秩序と己の保身のためなら平気で味方を殺していた。現在は「ハントレス」の指揮官となるが…。
    • よみ
      4番目のハントレス。イペリットを一人でなぎ倒すだけの力があるが、それ故自分より弱いと判断した者たちに横柄な態度をとる。
    • いちこ
      1番目のハントレス。真面目な性格で、妹たちを思い、助言をするが自分を臆病者呼ばわりする彼女らに嫌悪感を抱いている。
    • にこ
      2番目のハントレス。明るくお調子者な性格だが、よみを煽るなど攻撃的な発言をすることもある。
    • いつか
      5番目のハントレス。気難しいよみにも寄り添い続ける人情深い性格。ハントレスの再生能力をある程度自分の意志で操れる。
    • みち
      3番目のハントレス。他人に干渉しない性格だが、意外にもかわいいものが好き。ハントレス内で唯一研究所内の家族と親交がある。
    • むつ
      自信がなく内気な性格だが、デルウハのように効率的な考え方をしている。勘も鋭い。
    • 吉永
      研究所の一層で教会の神父をしている。布教活動に熱心だが、そのせいで周りの研究者たちに変わり者扱いされている。
    • 所長
      「ハントレス」を造った研究所の所長。デルウハの合理的すぎる考えに圧倒されつつも、その軍事的指導力を買い、彼を「ハントレス」の指導役に雇う。