
同じ中学出身というだけでよく知らない同級生・宇海(うみ)と、高校でクラスメイトになった逢芽(あめ)。新しい環境で空回る宇海を放っておけず、助け船を出したことをきっかけに少しずつ宇海との距離が近づき始め――。
朝の自主練へやってきた逢芽たち。だけど参加人数は自分と宇海を含め、たったの4人だけだった。もう少し人数を集めたい逢芽は、グループチャットで改めて誘うが、テスト期間のため断る人がほとんどだった。その時、逢芽は心の中で『前から準備しとけよ』と相手を責めるような言葉を浮かべてしまう。
焦りが募る中、父・氷雨が海外へ戻ることになり、逢芽は母と一緒に空港へ見送りに向かうことに。そこで気弱な性格の氷雨が、指揮者になる夢を諦めたら後悔すると思ったのは、逢芽が生まれると発覚したことがきっかけだと知る。寂しい気持ちが溢れた逢芽は、もっと母のことも自分の成長も見てほしいと、氷雨の目を見て素直に伝えるのだった。
一方、逢芽のやる気についていけない部員が、逢芽のいないグループチャットで彼を批判するようなメッセ―ジを流す。そのメッセージに気づいた宇海は苛立ちを感じていると、夜太郎が逢芽を庇い、その場を収め…。
朝練に寝坊してしまった逢芽。急いで学校へ向かうとそこには朝練を断った2人の部員の姿が。逢芽はとっさに謝ると、逆に謝罪され、寝ぐせと隈が目立つ逢芽を気にかけてくれるのだった。さらに世界で有名な指揮者が父親であることも、プレッシャーの一つになっていると心配されるが、中学の頃とは違って、今は氷雨がどんな人間か理解し始めた逢芽には「がんこなとこは父に似てる」と笑顔で話して…。
期末テストを乗り越えた逢芽たちは、ついに大会に向けた夏休みの猛特訓が始まる――!!