ザ・ワンワンズ 三ヶ嶋犬太朗

前回までのあらすじ

ストーリー

 他国と戦争中のダックスランドという国の悪童矯正病棟には、アンデッドのジスフィ(11歳)、男性器に触れると相手の思考がわかるキューティパイ、殺戮機能はないのに殺戮をインプットされたロボットのスプートニク、敵国が送り込んだ元スパイ・ミッチが入っている。
 問題児(ワンワンズ)と呼ばれる彼らの日常とは……?


 クリスマスになり、悪童矯正施設の子供たちのほとんどがホリデーの間、家に戻っていった。
 色々な事情で家に帰れないワンワンズ4人とチミペロ、研究員・タキの6人は施設に残りクリスマスを過ごすことに。
 チミペロはお菓子作りをし、男子たちは飾りつけをして各々楽しんでいた。


 そんな中、ワンワンズは菓子作りを終え合流したチミペロから「銃声を聞いた」と告げられる。
 タキからイベントルームへ避難するよう促されるも、アンデッドのジスフィは軽くあしらう。けれどタキは「それでも大人は子供を守るもの」と告げ、ジスフィを抱きかかえ強制的にイベントルームへと連れていく。
 イベントルームにはサンタのコスプレをした研究員たちが待ち構えており、子供たちにクリスマスプレゼントを渡す。
 思いがけないプレゼントに、子供たちもクリスマスを満喫して…。


 ワンワンズの日常は続く――?

キャラクター紹介
  • ジスルフィラム
    11歳。ジスフィと呼ばれている。3歳の頃、科学の力でアンデッドになった。危険度Aの『悪い子』として、矯正施設に入っている。
  • キューティパイ
    ジスフィと同室。男性の性器を掴むと、掴んだ相手の思考が読める。神様から『人は罪を犯す前に死んで天使になるべき』という神託を受けた。危険度A+。
  • スプートニク
    殺戮用アンドロイド兵器の余りで作ったアンドロイドで、子ども型高性能AI。殺戮をプログラムされるも、殺傷能力はない。危険度A+。
  • ミッチェル
    ダックスランドと戦争をしている国・マンチスタンの少年。スパイとして矯正施設に入り込んだ。「コロサナイデ」しかダックスランドの言葉を話さない。
  • チミペロ
    自己犠牲的な女の子。誰からも手紙がこない。道徳はA+だけど、よく隔離病棟に入れられている。実は危険度Sで…?