織ヶ島のお寺に住む高校生・熾野蛍は、弔師として生者と死者を繋ぐ「因果の灯糸(いと)」を断ち、生の仕舞いを見届けている。
学校では弔師であることを隠し、極力人と関わらないように過ごしている蛍。そんな蛍を阿津馬は自分が創設した映画研究同好会に勧誘するが、弔師の自分と関わるなと拒絶されてしまう。
しかし、蛍に助けられた経験から、蛍の中の人のことが好きという感情を読み取っていた阿津馬は、勧誘を諦めない固い意思を見せる。次の日、阿津馬の策略で勝手に入部届を提出されていた蛍は、その強引さと阿津馬のいろいろな話をしたいという言葉に負けて渋々入部することになった――。