お金も身分証もないまま、公園で行き倒れていたユウジだが、「天宮荘」を営む大家・花奈(はな)に拾われ、空き部屋の205号室に住まわせてもらうことに。しかし205号室は幽霊騒ぎがあった部屋で、すぐに人が出ていく曰く付き物件だった。そのせいで天宮荘は幽霊アパートと噂されてしまい、現在はユウジと花奈だけが生活していた。
そんな中、実際に幽霊に襲われたユウジは、二度も首を絞められたせいで跡が残り、霊媒師に除霊の依頼をする。しかし霊媒師にはあと1回でも首を絞められたら死ぬと宣告されるが、高すぎる依頼料が払えず、アパートを引っ越すしか手はなく…。
花奈に拾われるまで、殺し屋・幽(ゴースト)として生きていたユウジだが、やっとの思いで殺し屋の生活から逃げ出して、天宮荘で穏やかに生活していた。その一方で自分のしてきたことを悔やみ、死んだほうがマシだと考えるばかりだった。しかし花奈と出会い、何気ない生活を送るうちに、このアパートを守りたいと思うように。そんな時、ユウジが幽霊の被害に遭っていたことに気づいた花奈から、天宮荘で生活している人がこれ以上不幸になったら意味がないと、祖母から受け継いだ大切な天宮荘を畳むと言われてしまい…。
天宮荘を守るため205号室で幽霊と一騎打ちをするユウジ。しかし相手に触れることができず、逃げ続けることしかできなかった。次の瞬間、ユウジは幽霊に隙をつかれ、首を掴まれてしまう。このまま死を受け入れようとするが、花奈と幸せに過ごした場所を愛しく感じ、とっさに幽霊の腕目掛けて、殺し屋の時に使っていたナイフで切りかかる。すると触れることができなかったはずの幽霊の腕を切り落とすことに成功する。今まで殺してきた人の怨念がナイフに憑き、怨霊に同等の恨みをぶつけることで攻撃することができたのだった。無事に幽霊に打ち勝ち、ユウジについていた首の跡が消えて除霊が完了する。
夜明けを迎え、ユウジのもとへ駆け付けた花奈に除霊ができたことを伝える。まだ天宮荘にいたいとユウジは素直に頭を下げると、その想いを受け取った花奈は天宮荘を残すことを決めてくれて…。
今まで殺し屋として生きてきたユウジはこれからの自分の生き方を見つけるべく、天宮荘で新たな人生がスタートする―――!!!