元・殺し屋のユウジは行き倒れていたところをアパート・天宮荘を営む大家・花奈(はな)に拾われ、空き部屋に住まわせてもらうことに。身寄りのない自分を救ってくれた花奈を思い
改めて“生きたい”と思ったユウジは、天宮荘で新たな人生がスタートさせる――!
霊媒事務所に就職したユウジ。さっそくブライダル会社に勤めるオーナーとその社員である生田から、数日後に行われる結婚式のために、その会場に現れる幽霊の調査してほしいと依頼が入る。しかし、生田は幸せな空間に憎しみを抱える存在がいると思えず、幽霊を信じていない様子だった。すると道門は、生田のようにいないと言い切る人間がいる場合、大抵その場には幽霊がいると予測し…。
ユウジの持つナイフのように、未練や恨みを持つ怨霊が憑りついた曰く付きのアイテムを“霊媒”(れいばい)と呼んでいた。道門はピアスの“霊媒”を使って、式場に強い怨みを持つ女の霊がいることを探知する。聞き込み調査をする道門を待つ間、ユウジは生田に結婚式の重要性について話を聞くことに。すると他者への幸せをただひたむきに願う生田の言葉に、改めて誰かの幸せのために働く嬉しさを感じるのだった。
ところが突如、生田が式場にいる強い怨念を持つ女の霊に憑りつかれてしまう。とっさに生田の気を失わせると、その幽霊が姿を現す。初めて相対する人に憑りつけるほど強い力を持つ幽霊に、ユウジは圧倒されてしまうが、道門の横槍のおかげで霊は姿を隠し、生田とともに事なきを得る。
式場にいる霊の正体が、結婚詐欺に遭った女の霊だと発覚。しかしあまりの脅威度に道門からこの依頼から手を引くよう言われ、さらに人に憑りつくほど強い力を蓄えた怨霊には関わったら即刻クビと釘を刺されてしまう。
納得がいかないまま天宮荘へ帰るユウジ。自分の未熟さを感じ落ち込んでいると花奈に「失敗は子供の特権」と間違いから学ぶこともあると背中を押され、自分のやるべき仕事をやり切ろうと式場へ向かって――!?