RISE新人漫画賞 19年7月期 結果発表

RISE新人漫画賞 結果発表

CROWN新人漫画賞 結果発表

クラウン新人漫画賞

初投稿のコンビが佳作受賞!! &18歳新鋭2名に審査員特別賞&編集部特別賞出る!!

4か月ぶりに佳作デビュー決定&2人の18歳が特別賞を獲得!! ライズ漫画賞は経験不問!老若男女からの作品の応募をお待ちしています!!

審査員
審査員 星野桂先生 総評 作品を構成する要素がバラバラで、前フリなく展開していて唐突な印象の作品が多かったです(『太郎の鬼退治』はよくできていました)。ネームを描く前に内容を整理しましょう。今回はデジタル原稿(仕上げ)が増えましたが、印刷に不向きな使い方をされてるようにもみえます。デジタル作画の知識も同時に勉強しましょう。

月間TOP佳作 賞金30万円

遊ぶ月 47P
原作:渡辺えみ 21/広島 作画:パキセダムガンゾウ 20/広島

あらすじ人生に退屈さを感じ、目的を見出せない高校生・花凪虹胡。だがある日、人類全員が野生動物化してしまい、救えるのは自分だけと言われ…!?

審査員のアドバイス恋愛要素とSF要素が噛み合っておらず、内容が迷子になっている印象はありました。恋をしている女の子は退屈ではないはずだと思います。

編集部のコメント冒頭で描かれた設定を最後のセリフで回収するなど、作品の雰囲気も含めてセンスを感じる。描線も綺麗で、大事な部分ではしっかり絵でも魅せられていた。キャラの心情の流れや、物語の展開の仕方を今後は意識的に深めて欲しい。

審査員特別賞 賞金20万円

太郎の鬼退治 31P
依光涼太 18/大阪

あらすじある時おじいさんから「お前は今日から"桃"太郎だ」と言われた高校生の太郎。突然の宣告に混乱するも、街中で正体不明の"鬼"と遭遇して…!?

審査員のアドバイス荒削りながら筋はしっかりしており、絵にも躍動感があります。作画の基本的な技術の向上は必要ですが、個人的にオチは大好きでした。

編集部のコメント拙さはあるものの、引き込まれる画面作りが出来ており、物語にも勢いがあって読まされる。背景などの細かい部分でも、手を抜かずに描き抜いて。

編集部特別賞 賞金15万円

Twilight 24P
荻原ほのこ 18/新潟

あらすじ成績学年トップのほむらは、幼馴染・春臣の受験勉強を補佐することに。だが、国工大合格の目標がある春臣と比べて、ほむらには目標がなく…。

審査員のアドバイス青春を描く内容ですが、描写が淡々としていて盛り上がりに欠けます。画面も単調なので、主人公の心の機微、暗さや華やかさを絵で見せる工夫を。

編集部のコメント明るく嫌みの無いキャラを描けており、また恋愛の空気感を上手く表現していた。今後は読者の感情を揺さぶるドラマを描くことを意識して欲しい。

最終候補作 賞金10万円

バイナリー 45P
森岡 凉25/熊本

あらすじ10年前、突如大人たちが消失した真相を探るアテナとラオ。その裏には、世界的巨大企業の存在があり…!?

審査員のアドバイス話のスケールが大きく、内容を詰め込み過ぎです。前半と後半で見せたいものが変わっている印象があり、オチが行方不明になっていました。

編集部のコメント主人公たちの目的や、やりたいことを熱量高く描けていた。今後は読み手に伝えるための構成を意識し、読者が共感できるキャラ作りを考えて。

最終候補作 賞金10万円

オーバーラッピング 50P
ラットマン 23/神奈川

あらすじ喧嘩っ早い高校生・白樺は、噂の不良・青原との喧嘩中、突然謎の化け物が現れ、共闘することになり…!?

審査員のアドバイス意外というより唐突なだけの展開で、読み手がついていけないと感じます。画力に素質を感じるので、本格的なデッサンに取り組んでみては。

編集部のコメント作者自身が作品を掘り下げて描こうとしているのは伝わってきた。意識すべきは客観性。物語の展開の仕方やキャラの描き分けなど、慎重に。

最終候補まであと一歩の作品

  • 無題 37P 千崎祐介 17
    キャラを描く意識が見える。設定はシンプルに、伝えるべき焦点を絞って。
  • ソメイユ 46P 中森朝海 19
    キャラ・展開に作家性が欲しいが、読者に読ませる要素を練り込んである。
  • 【ショート部門】無題 15P 加良部優輝 20
    画力は拙いが、導入の仕方や世界観など、作者ならではの個性を感じる。
  • 天からの贈り物 43P 鈴木天寧 20
    内容に新味はないものの、冒頭の入りは上手く、コメディ調の絵も効果的。
  • 【ショート部門】今日、僕はキミに 12P 齋島ユウキ 21
    部分部分を深める必要はあるが、大事な場面でのキャラの表情が良かった。
  • 運び屋のひとしごと 35P 稀世 23
    キャラにもっと好感度が欲しいが、見せる関係性を絞って描けていた。
  • 令和へGO!! 38P 粗さはあるものの、ギャグとサスペンスの掛け合わせで、個性が出ていた。